変な先生 | ヨーロッパの片隅で

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シリアスな話題から下ネタまで、ただ思いついたことを書いていきます。

今日はひとりの変な先生について書こうと思う。


西洋史の49歳の男性の先生。身長はぼくより2,3センチ高く、すらっとしたハンサムである。


まあ、西洋史という僕が他に履修している理系とは違うということもあるが、変なのである。


ほとんど毎回、博物館に学生を連れて行っての講義。


まあ、教育者としては熱心な方だと思う。手抜きじゃなく、博物館で2時間ぐらい延々と説明を続ける。今日は眠かった。


この先生がおかしいのは、視線である。


僕とはほとんど目を合わせない。


フィンランド人の学生をずっと見て話す。


確かに最初は僕の方も見ていたが、あまりに視線があうのが長いので僕が視線をはずすようになった。それからは、ほとんど他の学生を見て話す。


今日は、そのフィンランド人が休んだので、他のこの国の学生を見ていた。


僕を何だと思っているのだろうか。僕を見るのを遠慮しているにしては、前回の試験は、他の学生より低い点にされた。


軽視されている感がある。今日、フィンランドの学生が休んだが、そのように他の学生は結構休むが、僕は全く休まない。僕だけである、全く休まないの。


いつも学部に集合して、博物館まで、皆で歩くのだが、みんな歩くのが早くて私はついていくのがしんどい。


だから、今日は博物館で待っている”と言ったら、”いや、今日は博物館に行くかどうかわからないから、大学に来るように”と言われた。


しかし、結局博物館に行った。


前にフィンランド人が、何か用事で博物館の近くに行くから、博物館で待っていると言った時は、別にどうも言わなかったのに。


何か、僕は安パイになっているようだ。この学生は、まじめにやっていて当たり前、みたいな。


この先生はおかしいから、学生たちは、よく話題にしてからかっている。


僕はそんな話題には入らない。


でも、先生は学生から、そういう不穏な空気を感じる。そしたら、僕が被害を受ける。こういう構図がよくある。この先生に限らず。


僕が一番の味方なのに。敵だと思われるようだ。


他の学生は、影でからかいながらも、先生の前では調子がいいので、


この不穏な空気は、だまっているあの日本人から来ているのだと勘違いされるようだ。


まあ、長々書いたが、私も何を書いているのか、わからなくなってきた。


変な先生がいるということ。


この先生にかぎらず、他の学生たちが先生の陰口を言ったら、なぜか僕にやつあたりされるということ。


まあ、簡単に言えば、そういうことが言いたい。