マスコミの情報操作と世論形成 | ヨーロッパの片隅で

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今日も朝青龍が勝った。


昨日までは、はらはらして見ていたが、今日は朝青龍の方が、すべて有利だった。実際はぎりぎりだったが、朝青龍の方が上回っていた。


テレビを見ていると、「アンチ朝青龍」という言葉をアナウンサーが言っていた。


そんなのいつからできたんだ。マスコミが作ったんだな。


そして、ほんとにアンチ朝青龍ができる。


日本のテレビや新聞を見ないで、インターネットの情報だけで海外で過ごして、久しぶりに帰国すると、世論が出来上がっていて驚くことがある。


この朝青龍の例もそうである。マスコミが朝青龍をヒールにしたてたのだ。


朝青龍のしたことはいいことではないが、マスコミの影響がなければ、そのやった事実だけではアンチ朝青龍なんて生まれないだろう。


捕鯨についてもびっくりした。昨日のテレビニュースで日本の捕鯨船に乗り込んだ外国の反捕鯨運動家を過去の映像やシリヤスなバックミュージックなどを使って、あたかもすごい悪人みたいに報道していた。コメンテーターやアナウンサーもそういう論調だった。


日本の一般市民は、これまでもテレビなどである程度、意識操作をされているのでこういうテレビを見ても違和感をもたないかもしれないが、


海外から帰ってきて、なんの先入観もない人間が見るとかなりの違和感があった。


政府が世論形成に使うのはNHKだけだと思っていたが、普通の民放も使うんだなあと思った。


でも、ほとんどの人は深く考えないで、テレビを見て、意識操作されてしまうだろう。僕とか、ちょっとひねくれた人間はそういう意識操作されにくいが、でも少数派だろう。


意識操作されてしまった者の方が、圧倒的に多いんだから、そっちが世論になってしまう。


選挙だって、あまり考えない人も一票だし。


怖いなあ。