身分差別 | ヨーロッパの片隅で

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シリアスな話題から下ネタまで、ただ思いついたことを書いていきます。

日曜の夜1時です。正確にはもう日は回って月曜の未明の1時です。


明日試験なのですが、そういうときに限ってちょっと一筆書きたくなりました。


 昨日も試験でひーひー言っているくせにネットサーフィンをしてしまいました。


 ふと気になることがあるとネットで調べたくなるんです。皆さんもそうでしょう。


 昨日は、「士農工商という身分に公家は含まれているのか?」という疑問を持って調べてみました。


調べているうちにいろいろなことがわかりました。


 公家や皇室は士農工商の上に位置する身分だということです。


そして、えた、ひにんというのは皆さんもご存知のように士農工商の下に位置する身分です。


また、僧侶や神主なども士農工商には含まれないということです。


 役者なども士農工商には含まれないようです。役者の場合は士農工商の下に位置する身分だそうです。


 この士農工商って、今は放送禁止用語になっているそうです。


それから、えた、ひにん(どちらか知らない)が属する村は差別されていて、被差別部落だったのですが、


部落というのは、放送禁止用語ではないけど、部落民は放送禁止用語だそうです。


 それから、部落出身者のことをいうのは、マスコミではタブーだそうです。


そういえば、マスコミって、いろんなことをスクープするけど、誰々が部落出身だとか、そういうスクープは絶対ありませんね。


それにしても、支配者階級が支配しやすいように、作った身分制度で勝手に卑しい身分にさせられて、部落民の人はえらい災難でしたね。


低い身分にされて、差別されていたわけですが、何のいわれもないんですから、


僕らの小さいときは、そういう部落解放運動みたいなのが盛んで、小学校の時は、道徳の時間にそういう教育に力を入れられていたようです。


日本の差別といえば、その部落と朝鮮人ですが、最近は韓国も身近になってきたので、差別意識を持つ日本の若者は少なくなったでしょう。


でも、つい20年ぐらい前まで、まだかなり朝鮮人に対する差別意識が存在していました。


それをなくしたのは、中曽根首相の力が大きいと思います。彼は朝鮮語を習っていました。


僕も大学で朝鮮語を選択したのですが、学友には「え~、なんで朝鮮語なんてやるねん。おまえひょっとして・・・」みたいな差別意識をもっているやつも多かったです。


今の若者たちには、もう部落も朝鮮差別も昔のことなんでしょうかね。