露鵬ヒールになる | ヨーロッパの片隅で

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今、大相撲が開催されていますが、露鵬行司に対して怒りを爆発させたと話題になっているようですね。


 僕は残念ながら、その取組みを見てないのですが、露鵬が「待った」をしたのに、そのまま相撲が始まってしまって、露鵬が力をいれることなく押し出されたようですね。


 それで露鵬が”待った”をしたのに、止めてくれなかった行司に対して、不満をあらわにしたということですね。


 これは相撲のあいまいさに対する疑問だと思います。相撲って、はっきりしているようで、”待った”とか”体が死んでいる”とか、”張り手”はあまりよくないとか、”横綱は~の技を使うのはよくない”とか、ルール内にもかかわらず、あまり好ましくないこととかがあるので、外国人には分かりにくいでしょう。


 今回も”待った”をしたのに止めてくれなかった。ということですが。まず”待った”をすることはいいことではないのか?やるべきことでは、ないのか?とかちょっと分かりにくいでしょう。


やってはいけないのだったら、それはそれで、待ったなしというルールがあればいいし、やってもいいのだったら。”待った”をしたからといって、とがめられるのはおかしいと思う。というのが、露鵬や外国人的な考え方だと思います。


 それから、試合が始まってからは、審判が試合を止める権利があるそうですが、今回の場合は千代の富士が審判部長だったようです。


 だから、本来なら、露鵬も行司ではなくて、千代の富士を批判するべきなのですが、やはり恐くてできなかったのでしょうか?


でも、どちらにしろ、お金を払って、試合を見に来ているお客さんに対しては失礼なことですね。取り直してでもやるべきだったでしょう。


露鵬はすっかり悪役になっているようですが、大相撲は最近あまりおもしろくないから、そういう悪役キャラも相撲協会にとっては、集客のための重要な力士だと思います。