二重生活 | ヨーロッパの片隅で

ヨーロッパの片隅で

シリアスな話題から下ネタまで、ただ思いついたことを書いていきます。

今日は、これから住む寮に少し荷物を運びました。特に重たい使っていない専門書を運びました。


でもこの国のこと、そうすんなりいきません。なんともひどい事態がおこりました。


重い荷物を持って、汗をかきかき、寮の自分のフラットに着いたまではよかったのですが、入り口のドアが開きませんでした


 まずフラットの入り口のドアから入って、それから中の自分の部屋のカギをあけて、自分の部屋に入るという形態なのですが、ひとつめのフラットのドアが開きませんでした。


 前回行った時は、中からロックされていて、開かなくて、中から住人の女の子に開けてもらったのですが、今回はそのロックはされてなくて、二つあるもう一つのカギが閉まってました


 寮の管理人のおばさんは、僕にそのカギは渡してくれてませんでした


 中には誰もいないようでした。



ガビーン! 重い荷物を持って、また引き返さないといけないのか。


管理人のところに行っても、今日は日曜だからいませんでした。


 一時間ぐらいフラットの前で同居人が帰ってくるのを待っていましたが、帰ってきませんでした。


 その時、日本人学生が1人この寮にいたことを思い出しました。そうだ、彼の部屋に荷物を置かせてもらおう。そして明日取りに来よう。そうひらめいたまではよかったのですが、


彼には会ったこともないし、部屋も知りません


でも何となく予感で部屋を予想して、訪問しようと思いました。


でも、その前にもう一度管理人のところに行ってみました。


なんと運よく、管理人が来てました。そして、めでたしめでたし。部屋に入ることができました。


 ひとつカギを僕に渡してなかったのは、完全に管理人のミスだと思うのですが、なんの詫びもありませんでした。まあ、この国ではいつものことですが。


それから寮の近くのスーパーに行って、ペーパーや水を買いました。


今までは、料理とかお茶とかに水道の水を使っていたのですが、これからは体に入る水は店で買うことにします。水道水にはなんかよくない成分が含まれているそうだから。ちょっと遅いけど。


今はまたアパートに帰ってきたのですが、これで寮でもアパートでも一応生活できる状態になりました。二重生活です。でもアパートに帰ってくるけど。


アパートの大家は、「来月いっぱいまでいてもいい。」と言いましたが、この国のこと、どうなるかわかりません。一寸先は闇です。だから、ちょっと早めに寮を確保しました。


 この国の不確実性のために、何事もかなり余裕を持って用意しないといけないので金銭的に大変です。まあ、寮の家賃はそんなに高くないからいいけど。


明日は学校です。まだ冬休みだと思うのですが、明日、ミーティングがあると連絡がありました。なんなのでしょうか?


僕はここにいるからいいけど、普通欧州近辺の学生は帰国しているだろうし、誰も来ないんじゃないかなあ。こんな時にミーティングって、よくわからん。


でも、まあ暇やから、行ってみよ。