中国語では、「~さん」というのを「~先生」というと前回書きましたが、さらにそれに続けて、簡単講座をしたいと思います。
「先生」の発音は「センション」です。だから、「田中さん」なら「田中センション」になります。
しかし、友達同士や教師が生徒を呼ぶ時は、大抵、苗字を呼び捨てにします。
それでも全く失礼な感じはありません。
たとえば、「田中」だったら、その発音「デンジョン」と呼びます。
そのほか、自分より年下だったら、苗字の上に「小」をつける時もあります。
林という名の年下の友達だったら、「小林」(シャオリン)と呼びます。中国人の苗字はだいたい1字なので「小」をつけやすいです。日本人の苗字は二字が多いので、「小」をつけると長くなるので、あまりつけることはありません。
中国では、友達同士、外で会った時、「オス」とか「ヨウ」とか、声をかける代わりに相手の名前を叫ぶ時がよくあります。
例えば「鈴木さん」とすれ違った時、「リンムウ」と声をかけます。
「今井さん」なら、「チンチン」です。正確には「ジンジン」なのですが。「チンチン」と聞こえます。
僕も留学している時、「今井」という女性がクラスにいたのですが、中国ではなんの躊躇もなく「ちんちん、元気?」って言ってました。
中国留学体験者って、日本に帰ってきても、中国語読みで、留学中に知り合った日本人と呼び会うことが多いのですが、さすがに日本では女の子に対して「ちんちん」って呼べないですよね。
すいません。結局、下ネタになってしまいました。