全身麻酔と安楽死 | ヨーロッパの片隅で

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全身麻酔って怖くないですか? 意識がなくなって、そのまま戻らなくなると思いませんか?


僕は今まで全身麻酔をかけられたことはない。かけたことはあるけど、かけるのも怖い


動物の診療では、動物は動くのでちょっとしたことでも全身麻酔をかけないといけないことがある。たとえば、歯の治療とか。歯の問題では絶対に死なないのに全身麻酔をかけることによって死のリスクが出てくる


小さな動物では、わずかな過剰投与でも大きな問題になる。たとえば、2キロの犬に1ml過剰に投与しただけで、60キロの人間で言えば30ml過剰に投与してしまったことになる。


絶対死ぬはずのない歯の治療で死ぬなんて、飼い主は納得できないだろう。



獣医は安楽死をせねばならない時がある。(これがおそらく獣医として、最も辛い仕事の一つだと思う)

その時も全身麻酔と同じ薬を使う。ただ投与量は麻酔の時の3倍以上は投与する。そうすれば動物は2度と目を覚まさなくなる。


ということは、意識がなくなっていく感覚は、全身麻酔の時と安楽死の時で同じなんだろう。


最初の話に戻るが、もし政府か何かの陰謀で人間を減らしていかないといけなくなった時、おそらく、何か理由をつけて全身麻酔の処置を施されるのではないだろうか?実は殺すためなんだけど、全身麻酔です。とだまされて、何も知らずに眠ってそのまま起きることができない。(死ぬ)


もし、あなたが今度、何かの手術で全身麻酔をかけられるときは注意した方がいいですよ。それは、あなたを永遠に眠らせようとしている陰謀かもしれませんから。