『よし!跡継ぎが出来たぁ~』

私の祖父が、孫の私が生まれて来た際に、男の子である事を確信した時に
思わず叫んだ言葉です。

産婦人科の病院長だった祖父は、自ら自分の手で、自分の病院で、
私を執り上げたです。


父も、その後を継ぎ、開業医に。

祖父の夢と、父の希望は、私が医者になって家業を継ぐ事。
しかも、一人息子(姉が一人いるけど)

その前の父方の曾祖父は、貴族院議員。

こんな固い家業の家系から、ご先祖様を裏切って、こんなやつが生まれました。

きっと、ご先祖様からみたら、私の職業など理解出来なくて、
一族の恥なのかもしれない。


実際、亡くなった母親も、最後まで理解出来なかったようだし。
父親には随分無理を言って、ワガママさせてもらったのに、
早くに亡くなってしまって、何も恩返ししていない。



自分が死んだ時に、親族の誰かが迎えに来てくれると言う言い伝えがありますけど、
私の場合は、その人選が思い浮かばない。

祖父も父も、自分達の作り上げた家業を自分勝手に潰した私を
良くは思っていないだろうし、
母親も、そうだろうし。


♪きっと、誰も来ない
 一人きりの三途川~Wo Wo


みたいな状況が想像できます(笑)


皆さ~ん

親孝行してますかぁ~。

あとで後悔しても、遅いですよ~。