さぁ、ついに本日発売となります『ジョジョの奇妙な冒険』の主題歌

『ジョジョ~その血の運命』のCD!

大好評のようで、スタッフ一同感謝です。


さて、この歌は『ダサかっこ良い』を目指して作られた王道のアニメソング。
ジョジョ、ジョジョ、、と、題名も入りまくりの、昔ながらのアニソン。

でも、ただ古くさいだけではなくて、今の音にもこだわって、
新しいサウンドとしても十分通用するように制作しました。

ぜひ、お買い求めいただいて、年末に向けてカラオケで絶叫していただけたら
大変嬉しく思います。




カラオケで歌う際の心得として

まず、この歌の歌詞は、全て日本語で出来ている事。
つまり英語っぽいスカした歌唱が全く似合わない。

日本語の特長としては、全ての発音すべき音一つ一つに母音がある事。

母音だけの音と、子音プラス母音なので、母音を大切に歌う事によって
メロディーラインの骨格が
ハッキリ出ます。

逆に少し、恰好をつけて外国語の発音のように歌うと、この曲の良さが活かせません。

つまり、日本語ならではの発音の『強さ』と『濃さ』が、この楽曲の持ち味なのです。

日本語は美しいだけでなく、母音を上手く利用出来れば、こんな風にも歌えます。

言わば、一番こう言う熱血系『アニソン』に向いている言語なのかもしれない。



ですので、たとえば最初の 『空 流れ落ちた』
の箇所の『そ』と『ら』の母音 『お』と『あ』を、口を大きく開けて
発音しましょう。

そうすると、曲の輪郭がクッキリします。

そんな感じで、一曲を通して歌って下さい。
表情筋のトレーニングにもなって、一石二鳥ですよ(笑)



そして、次に
この曲は、男性にしてはキーが高い。
最高音はHigh Bフラット。

そして、音域も広い。
上を下げると、下が出にくくなる。

でも、上の音をシャウトで出すつもりなら、(ジョ~~~~~~~ジョの箇所とか)
少々、高くても挑戦しがいがありますので、最初はぜひ、原曲キーで
試して下さい。

ただ、喉を使い過ぎると、反って苦しく聴こえ、また声を潰して
翌日声が出ない、なんて事もありますので、無理はしないで下さいね。



あと、ワンポイント。

どの箇所が一番、上手い人とそうでもない人の違いがでるか?
と言うと、、、、


サビの
『その手から放て鼓動』の 『放て』の『て』の音と
『身体 漲る勇気で』の 『勇気』の 『ゆ』の音。

これが(High A なんですが)フラットするか、しないかで
その人の歌唱力が分かります。

なぜなら、ここが一番の難関なんですから。

歌手のTOMMYさんも、この箇所でかなり苦戦されていましたから。
(でも、さすがにクリア、やはり上手い歌手、、、、マツコに似てる?)

だから、この音を意識して、ハッキリと発音して、自分の思う以上に高めに
歌って下さい。

そうすれば、上手く聴こえますよ。



上記の点に気をつけて、たくさんの皆さんでワイワイガヤガヤと
『ジョジョ』『ジョジョ』間の手を入れながら
全員で、最後のロングトーンまで絶叫!してくださいね。



なにしろ、私がこの曲を書く際に、思い浮かべたのは
まさしくカラオケボックスでの皆さんの盛り上がるこの姿。

普通は、劇場なんかで歌手の方が歌う姿を妄想して書くのですが、
今回はカラオケがメインでした。


さぁ、盛り上がってまいりましょう!!!!


あなたも波紋が出せるかも、、、、


(追伸)

なにげにCメロが難しいのです。

(二度とほどけない 絡み合った運命 すべてはここから始まっていたのさ)
の、箇所。

全部4分音符で、何の変哲も無く音階で少しづつ上昇していくだけのなのにね。

ここが、上手く行けるようになると、後半のサビがもっと盛り上がりますよ。

ブレスは 始めに一回 『運命』の後一回の計2回のみでお願いします。

絶対に『すべてはここから』の後で息を吸わないで下さい。

フレーズがブチ切れて、どんな事をしても後半に繋がらないからです。


最後に

絶対に上手に歌おうとは思わないでください(笑い)

楽しんでください。盛り上がってください。


スルメってくださいね。