世の中も少し落ち着いては来ましたが、まだまだ自粛ムードには
変わりはありません。

日本中がこのムードになっていて、本当に元気がないような気がします。

『自粛』の次には『不謹慎』

被災者の気持ちを考えたら、自粛するのが当然と言えば当然ですが
あまり行き過ぎるのもどうか?と思いますね。


つい最近、作家の林真理子さんがブログで『不謹慎』な発言をした、と言って
批判を受けて、ご本人も謝罪をされて、そのブログも削除されました。

魚拓されたのを読んだのですが、そんなに不謹慎でもないように思えました。
(お寿司を食べに行ったと言うだけ)

ただ、時期が悪過ぎたと言う事なんでしょうね。

あの震災から何日も経っていませんでしたからね。


しかし、本当は何を書いても、それは別に彼女の自由なんです。

もっと言うと、彼女は『作家』と言う文章を生業にしている人なので
いくら、軽いブログとは言え、少しの批判を受けたくらいで
すごすごと自分の文章を引っ込める方が問題のような気がしますね。

物書きとしてのプライドはどこに行ったんだ、と思ってしまいます。


でも、彼女にとっては彼女を批判した『小さな正義』の前にひれ伏さなければ
ならなかった。

なぜでしょう?


この『小さな正義』は、使い過ぎると逆に『大きな何か』を無くしてしまうような
気がします。

日本はこれから長きに亘って、困難に立ち向かっていかねばならない運命を
負ってしまいました。


もう、『小さな正義』は、ほどほどにしませんか?

人がどうした、こうした、こう言った、ああ言った、なんて、
どうでも良い事です。

それより、何をした、何が出来たか、の方がよほど大事。


日本人同士で足の引っ張り合いのようなマネをしていても、先へは進めない
と、思うのですが、どうでしょうか?