無くて七癖、なんて昔から言いますが、自分自身の行動や考え方から思い返して見ると、
本当に七つでは足りないくらい癖がある事に気付きます。
口ぐせ、思考パターンの癖、行動の癖、
時にはワンパターンとも言えるルーティーンを繰り返して、我々は生きています。
自分自身の癖は他人から指摘してもらわないと、気付きにくいのですが、
私の口ぐせも、事務所のマネージャーから指摘されました。
『割りと・・・』
を連発してるそうです。
あと、
『最低~』
も多いようで、こちらは人が傷つくらしく、今は自重しています。
口ぐせ何かは、それがどうでも他愛もない事ですが、
思考の癖になるとそうはいかない。
かなり問題になる事が多い。
端的な例としては、昼はポジティブでやる気満々なのに、
夜深くなると昼の勢いはどこへ行ったんだ、くらいにネガティブで
悲観的な思考パターンに陥ってしまう。
夜に書いたメールは、次の朝に見てみると何と情緒的で恥ずかしい事か。
私もこのような思考の癖があります。
ただ、情緒的であり過ぎるけど素直な本音が多い。
昼には、大雑把に考えていた事が、夜には、もう少しセンシティブに考えているからに相違ない。
ただ一番困るのは、このようなネガティブな考えを持つ事に、
また、悲観的な自分、最低な自分に留まる事が、
逆説的に心地良かったりした事を自分自身が覚えていて、
自虐的な自分に、つい成りたがってしまう癖がある事です。
この時期が長く続くと、必然的に鬱となるので、そこに至らないうちに
何とか踏みとどまるようにはしているのですが・・・
私には、少し『下郎願望』があるようです。
と言って、不良になった事はない、ましてや下郎などは経験がない。
でも、
ギャンブルでお尻の毛を抜かれるほど負けたり、凄い失敗をして死ぬほど落ち込む事が、
自身は望んでいないのに、自分は好きなのかもしれない。
だから、そんな状況になりそうだと、自分が望む望まざるに関わらず、
落ちる所まで堕ちてしまいたい衝動に駆られたりします。
これは癖と言うより、私のDNAにプログラミングされた思考パターンなのかもしれません。
このような癖は、発動されると深刻な事になるので、そうなりそうな時は、あらゆる方法で食い止めるようにしています。
が、夜、創作をしていると、最高の自分と最低の自分が交互に登場して、まるでジェットコースター!
大変ですよ!
あなたには、どんな癖がありますか?