気まぐれで始めてみた今週の投票。
予想外のコメント量に驚きましたが、昨今の”のだめブーム”もあったりして、
クラシック音楽が、お好きな方が増加していたのですね。
とは言え、このジャンルは歴史も長いために、あまりにも範囲が広い。
ましてや、順位を付けるなど暴挙でしかあり得ませんでしたね(笑)
お一人お一人の挙げられた楽曲が、ほとんど被っておりません。
わずかにこの一曲を除いては、、、
それは、モーリスラベルの『ボレロ』
さすがのこの曲ですね。
クラシック音楽経験の浅い方にとっても楽しめ、深くなればなるほど、
あのオーケストレーションを含んだテクニック、センスには聴くたびに
新たな感動を覚えます。
珠玉の名曲ですね。
さて、そんな発表ではつまらないので、各投票を年代別、
つまりそれぞれの楽派に分けて、集計してみたいと思います。
#古典派
(強引にバロック以前も含めます)
バッハ、モーツアルト、ベートーベン(厳密に言うとロマン派の創始者ですが、古典派で)
あと、ヴィヴァルディーもここに分類します。
#初期ロマン派(1815年頃~1850年)
ここは、多いですね。
シューベルト、シューマン、ショパン、リスト、ベルリオーズ、ヨハンシュトラウス、
強引にブラームス、ワーグナーまで含みます。
#後期ロマン派
ここには、印象派のドビュッシー、ラベル、レスピーギや、
ロシア楽派のムソルグスキー、なんかとチャイコフスキー。
他にはマーラー、Rシュトラウスもいますね。
そして、
#近代以降(現代音楽も含む)
サティ、プロコフイエフ、バルトーク、ショスタコーヴィッチ、ラフマニノフ
など、ですね。
あと、基本的な事を書いておきますが、『クラシック音楽』の反語は
『ポピュラー音楽』です。
どなたかが、『ポールモーリア』なんかを書いておられましたが、
そのジャンルは『ポピュラー』ですので、ここでは取り上げません。
では、それぞれの総数ですが、、、、
第一位 後期ロマン派 40%
第二位 古典派 27.5%
第三位 初期ロマン派 19%
第四位 近代以降 12.5%
でした。
作曲家別では、
ラベル、ベートーベンが図抜けて多く、後期ロマン派が一位になったのは
ラベル票のおかげとも言えます。
少し、以外な結果かもしれませんが、絵画も含め、日本人の”印象派好き”の
傾向がこちらにも現れた、と言う事でしょうか。
ご投票、ありがとうございました。