変わった題名と思われましたでしょう。
この言葉は元は競馬の用語でして、確か評論家の宮城さんが
おっしゃったと記憶しています。
意味は、もうそろそろ走るだろう、と皆んなが思う馬は『まだ』で
まだまだ走らないだろうと言う馬は『もう』とばかりに
馬券に絡んで来たりする。
つまり、皆んなが思う通りに考えるよりも、その逆を考えると
美味しい馬券(笑)が取れますよ!と言う格言のようなものです。
これはこれで深い言葉なのですが、
今日は少し違う意味で用いたいと思います。
つまり、『もう』私の人生は終わりだ、絶望だ!
と思ったとしても、本当は『まだ』素晴しい事が待っている
かもしれない。
『まだ』こんな悪い状況が続くのだろう、と思っていても
そんな風に冷静に自分を見つめてみると『もう』すでに
新しい風が吹き始めて未来が開けているかもしれない。
『まだ』来ぬ幸せは、『もう』来ていて、
『まだ』克服出来ない不幸は、『もう』すでに
峠は越えているかも。
そう言う風にこの言葉を使ってみて下さい。
『もう』は『まだ』
『まだ』は『もう』
です。