昨日のTVで、人々が新聞を読まなくなっている、との
報道がありました、

そのせいで、アメリカなどではどんどん新聞社がつぶれて行って
いずれ日本もそうなるのではないか?と、
コメンテイターさんが危惧を抱いておられました。

これは、インターネットが普及し過ぎたせいで、ニュースなどは
ネットで読む習慣がついたからなのですが、
そういやぁ自分も、自宅では新聞をとっているとは言え
簡単なニュースなんかはネットで読んでいますね。


社会はどんどん様変わりして来ていますね。


先日、山の手線の車内で面白い風景を見ました。

その日は連休最後の日の午後9時ごろ。
車内は全員がちょうど上手く席に座れるくらいの混み具合。

私は座るなり
携帯を取り出しメールのチェックをし始めたのですが、
ふと気付くと、前の7人掛けの車内チェアーに座っている7人全員が
自分と同じように携帯を見ていました。

もう少し周りを見渡すと、
私の座っている隣の椅子、残りの見える範囲の7人掛け椅子の
合わせて21人のうち、
携帯を見ていた人が13人、寝ていた人が5人、
ボーッとしていた人が3人。

何と、本や新聞を読んでいた人が一人もいない!

つまり、28人中20人が携帯と挌闘中。

客層は?と言うと、
若い30代までの人が7割。それ以上が残りの3割。
驚異の携帯率ですね。

中にはゲームしたり、アイホーンでネットしたりしている人もいて
冷静になって良くみると、何か不思議な風景でしたね。


アナログは滅び、デジタルへ、
なんて簡単には言えないのでしょうが、
何か少し、寂しいような悲しいような、変な心境になりました。