このところ、ボウリングの健康への運動効果が
見直されつつあります。

激しい運動ではなく、適度なカロリーを消費出来て、
たとえば同じ時間運動するならウォーキングの何倍も
効果があるそうです。

そして、幾多のスポーツの中でも、怪我をするリスクが一番低いのが
このスポーツの良い所でして、我々中年以上の人には
手軽に始めるのにちょうど良いスポーツと言えます。


 さて、私はボウリングを毎日やっていた時期がありました。
(小学生のころから高校生にかけてですが)その頃は競技として
ボウリングを楽しんでおりまして、本気で
「作曲家になるか?プロボウラーになるか?」で悩んだ事も
あるくらい懸命にプレイしていました。

私のボウラーとしての最盛期は高校2年生の頃で、年間1000ゲーム
以上投げて、アベレージは186点でした。
勿論パーフェクトは3回出しています。
(プライベートな試合だけですが)

各ボウリング連盟主催の公式な試合では279点が
ベストゲームでして、大きい大会になるほど、ここ一番が弱く、
何度も試合で涙を飲みました。
(今は本番に強くなりましたが...)

私の公式試合での最高順位は「日本ジュニア選手権」の第7位です。
この時、第6位までが日本代表チーム入り出来て、ハワイ遠征に
行く事が出来ました。
惜しくも、次点で落選でしたが、この時に日本代表にならなかった
おかげで、プロボウラーの道はあきらめました。

あの時、最終フレームで10番ピンが残らなければ代表入り
だったので、当時は夜も眠れないほど悔しかった思い出があります。

でも、このおかげで現在の作曲家田中公平がいる訳で、あの一本だけ
残った10番ピンには、「良くぞ倒れないでいてくれた!」と
本当に感謝しています。


『禍福はあざなえる縄のごとし』
と言う言葉がありますが、その時良かった事が、
後で悪かった事に気付いたり、悪い出来事や失敗した事が、
その後の自分の人生にとって、かけがえのない経験になったりする事が
この世の中には凄く多い!と思います。


自分に起こった悪い出来事を逆にプラスに変えて行く事。
良い出来事は、その事に隠された裏のマイナス部分を、自分なりに
受け入れて、今後に生かして行く事。

まさに、「ピンチはチャンス」だし「チャンスの後にピンチあり」
ですね。


 私も、もう一度ボウリングを本格的に始めてみようか?と
思っています。

昔の経験を生かして。