これも、すでにお馴染みになりそうな曲解説です。
#紅蘭 『ひらめきの歌』
この曲は紅蘭の日常を歌う曲にしよう、と言うコンセプトで
また少しコミックソングで、と言う注文だったのでが、
広井さんからは、始めの一行とあと「失敗を恐れない」の
フレーズぐらいしか歌詞はなくて、私が先に曲を書きました。
テンポが良く楽しい曲に仕上がったのですが、2番の
「爆発を恐れない」
には、ぶっ飛びました。
この曲の成功で、広井さんは「ひらめき」と言う言葉が
好きになって、これ以降サクラの歌詞にたびたび登場しますね。
#アイリス 『愛しのジャンポール』
私としてはメロディーラインが斬新で、流れが自然なので
この曲は会心の作です。
広井さんは、メチャクチャ苦労されたみたいですね。
出来上がった歌詞をご自分で評して、
「どうして涙はしょっぱいの....」のフレーズを思いついたけど、
顔から火が出るほど恥ずかしかったそうです。
この曲の振り付けは3回変わっていますが、最初のものが
サクラメンバーの中では、「反則技」と言われていました。
歌の中間部分で、両足をクルッとして踵をぶつける仕草が
メチャクチャ可愛くて、「ずる~い」からです。
#レニ 『素晴しき舞台』
自分のための歌は、感情を押さえたマイナーな曲が多いレニ
ですが、人のための歌なら思いっきり歌う事が出来る。
そう言う機会が来るのをずっと待っていて、実現した歌です。
あの、歌謡ショウでのすみれさんとのコラボレーションは
全名シーンの中でも、ひと際輝いていますね。
最初は、半音下げた方がレニらしいかな?と思いましたが、
ここは、伊倉さんの歌唱力を活かす意味でもAフラットのキー
にしました。
(だからこの曲はレニキャラと言うより伊倉キャラの曲かも
知れませんね。)
伊倉さんの地声で歌えるギリギリの所を
狙ったのを覚えています。(上のDフラット)
以前、アメリカでコンベンションに参加した時に、突然アメリカ人
の女性から、声を掛けられました。
彼女は私のすべての作品の中で(サクラの曲オタクでした)この曲が
一番好きだ!と言われました。
嬉しかったですね。
#織姫 『もしも』
今までのベスト曲のなかで、唯一私が編曲している曲です。
『私の夏』もそうですが、岡本さんの明るい声質には、
ぴったりのワルツです。
同じツンデレでも、全く質が違うすみれさんとはキャラソンでは
全く別方向を狙いました。
私には、この曲こそ織姫の本当は優しい本質を、
素直に表現しているただ一つの曲だと思っています。
この、曲は私の作編曲なので、楽譜の販売は出来ます。
どうしましょうか?
(今現在、選曲中)