私のプロフィール欄にも書いてありますが、影響を受けた作曲家に
アメリカのマーチ王のジョン・フィリップ・スーザがいます。

彼はマーチ王と呼ばれるだけあって、100曲を超えるマーチの傑作を
残しています。
その他にオペレッタなど書いていますが、彼の評価のすべては
マーチと言っても過言ではないでしょう。

皆さんも絶対に、どこかで耳にされています。
なかでも「星条旗よ永遠なれ」(The Stars and Stripes Forever!)
は、事あるたびにアメリカでは演奏されていて、かの国の
第二国歌のようになっています。

私は小学生のころ、スーザにハマりました。

毎日のように一枚の「スーザ行進曲集」のレコードを、
擦り切れるほど聴きました。

ベートーベンの交響曲とスーザのマーチだけに明け暮れた時期も
あったくらいです。

スーザのマーチのどこがそんなに魅力的かと言うと、
まず
#メロディーが美しく覚えやすい
#編曲もシンプルでとても躍動感がある
#どの曲もカウンターメロディーのクオリティーが高い
上記の理由を思いつきます。

彼のマーチを聴くと、うきうきして身体が勝手に(大神かっ?)
動き出し、そのメロかカウンターメロを絶対に一緒に歌って
いる自分がいます。

曲の形式も多少の違いはありますが、
イントロ 主部分 トリオ 主部分(再現部) エンディングの
簡単な構成です。

メロの繰り返しするたびに、だんだん楽器が増えて行くのも
一つの特徴でもあります。

ん?
これって私も良くやってるぞ!

まず短いイントロがあって、メロが入って来て、
そのメロの繰り返しの後ろに美味しいカウンターメロが出て、
さらにだんだん楽器が増えて一度展開の後、
トリオ部分で違う少し世界になって、いきなり戻って再現部で
さらに派手になって、エンディングになだれ込む。

ありゃ~、Gガンとかガオで良く使った構成だわ。

これも、インスパイアーとかリスペクトとか言うのでしょうか?
(便利な言葉じゃ)

 ともあれ、私は今でもスーザのマーチを愛しています。

皆さんも意識して、彼のマーチを聴いてみてください。

「か、身体が勝手に」ってなりますよ。