1970年前後、ロックはハード、サイケ、プログレなど多様化してきた。レッドツェッペリン、ピンクフロイド、

クリーム、キッス、エマーソン・レイク&パーマー、キングクリムゾン・・・より過激に、より複雑に、より難解に

…そんな中、ちょっと異質で、ポップで、時にはハッピーな楽曲を提供し続けたグループ・・・それがラズベリーズ。

『Don't Want to Say Goodbye』
『Go All the Way』
『I Wanna Be with You』

『Drivin' Around 』
『Let's Pretend』 
『I'm a Rocker』
『Ecstasy』1973年
1970年結成したグループは1975年ごろ解散したが、そのあと、グループのリードボーカルであったエリック・カルメンはソロ活動を開始。

何と、あのロシアの作曲家セルゲイ・ラフマニノフの曲を、カバー?アレンジ?盗用?インスパイア?

あの美しいピアノ協奏曲2番の第二楽章から、「All By Myself」

そして交響曲第2番第3楽章から「Never Gonna Fall In Love Again(恋にノータッチ)」を立て続けに発表してヒットさせた。

All By Myselfと言えばやはりセリーヌディオンがカバーしたバージョンが素晴らしい。

セリーヌのステージには鳥肌が立つ!!感動する!!

そのエリックカルメンが亡くなった。

1949.08.11~2024.03.11 享年74歳。