ローラ・ニーロ「Wedding Bell Blues」 | Kenny@爺の人生イロイロ オヤジがウロウロ

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洋楽と洋画と洋菓子が大好きな関西人の爺が
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先日、私宛に最高裁判所から郵便物が届いた。一瞬どきっ!胸に手を当てて考えても悪いことをした心当たりがない。家族に内緒でこそっと煎餅を盗み食いしたことはあるが、最高裁??恐る恐る郵便物を開封したら、裁判員裁判の候補者の一人として当選したとか?「当選したんやったら粗品のタオルの1本でも送ってこい!!」

裁判員裁判、私はこの制度には良い面もあるが、もし自分が罪を犯したとき、素人に裁かれたくない、いわば、医師免許を持たないドクターに手術されるようなもので怖い。・・・そんな理由で、「高齢のため」お断りの旨、書類を返送した。

★★

私の好きなシンガーソングライターは男性ではハリーニルソンそして女性ではローラニーロである。

1947年10月18日、ニューヨーク生まれでイタリア系ユダヤ人のローラニーロは、1966年「Wedding Bell Blues」でレコードデビュー。

翌1967年2月ファーストアルバム「More Than A New Discovery」を発表。「Flim Flam Man」「Stoney End」「And When I Die」など初期の名曲が入った素晴らしいアルバムだ。

そして1968年「イーライと13番目の懺悔Eli and the Thirteenth Confession」という最上級のアルバムを発表。「Sweet Blindness」「Eli’s Comin」「Stoned Soul Picnic」「Emmie」など、キラ星のごとく名作が満載だ。時には囁くように歌い、聴いているだけで鳥肌が立ったり、心が踊ったり、また訳もなく涙が出たりする。時には感情を爆発させるように歌う、緩急自在な、「ローラ節」とでも言うべき不思議な歌唱は一度はまり込むと「くせになりそう」だ。

1969年発売の第3作「New York Tendaberry」にも「Save the Country」「Time and Love」など名曲がある。

ほかにも「Gonna Take a Miracle」など素晴らしいアルバムを立て続けに発表した。

ローラニーロの特徴は、彼女自身大ヒットが少ないが、大物歌手やグループが次々と彼女の曲をカバーしヒットさせている。

特にフィフスディメンションのヒット曲

「Browing Away」「Save the Country」「Stoned Soul Picnic」「Sweet Blindness」「Wedding Bell Blues」

これすべてローラニーロの作品である。
「And When I Die」サミーデイビスjr 
「Eli's Coming」スリードッグナイト

「Stoney End」「Time And Love」「Flim Flam Man」バーブラストレイサンド 
「And When I Die」ブラッド スエット&ティアーズ

もローラニーロの作品なのだ。

   

ローラニーロの作品を聴くには、シングルヒットを聴くのもよいが、やはりアルバムをトータルでじっくり聴くのがおすすめだ。

途中の波乱万丈の人生については省略するが1997年4月8日にガンにより享年49歳の幕を閉じた。

そういえば私の好きなハリーニルソンも1994年1月15日享年52歳だった。

こう言うのを「美人薄命」というのか?

女性の場合はこれでもよいが、男の場合は美人?「佳人薄命」?

以下余談

私がリスペクトする音楽評論家は(全く面識もないし、私の片思いだが)

ピーターバラカンさんと萩原健太さん

いつも目からウロコの新鮮な情報をいただいている。