#令和6年5月10日は青空が広がってお出かけびよりでしたので志登神社に参詣しました。志登神社と志登神社から見える遠くの山々をご案内します。
志登神社
○一の鳥居からの参拝
○江戸期の志登神社(志登神社ホームページ)
○ササヤキバシ(上図参照) (注)移転されています。
○二の鳥居
○拝殿・本殿
○志登神社鎮座の位置(前原市教育委員会作製を一部加工)
怡土郡と志摩郡を繋ぐ泊・志登間の陸橋状低地に志登神社は鎮座しています。
志登神社から望む周囲の山々
○南東の風景・高祖山(416m)
○南南東の風景
左から高祖山南麓、日向峠、王丸山(453m)、飯場峠
○南の風景
一番高い山が井原(いわら)山(983m)、その右は雷山(955m)
○南西の風景
左の方、一番高い山・羽金山(900m)
○南南西の風景
中央・羽金山(900m)、樹々の茂みの右側遠くに浮嶽(805m)
○東の風景
左から毘沙門山(175m)、連なる浜崎山(94.5m)、今山(80m)
注.浜崎山と今山の間が今津湾の入口
○北東の風景
左端の高い山が柑子岳(こうしだけ)(254m)、右の高い山が毘沙門山
(参考)毘沙門山と柑子岳の間3km(長浜海岸)に元寇防塁が築かれています。
○北の風景
左は泊丘陵、繋がって元岡丘陵
○西の風景
左から可也山(365m)、右端の電柱の左は火山(244m)
○志登神社境内の観測石
今回は志登神社と周囲の山々をご案内しました。志登神社境内には観測石が祀られています。古代には志登神社は浮島状態の中に鎮座していたといわれています。周辺には遮蔽物がなく見通しは良かったはずです。春分・秋分の日は志登神社から見ると太陽は真東から昇り、真西に沈みます。真東には伊覩神社があり真西には可也山があります。同様に冬至には太陽は高祖山から昇り大入(地名)に沈みます。夏至には太陽は今山から昇り火山に沈みます。太陽観測石がどのように用いられたのかは分かりませんが、この地で太陽観測が行われたのは確かでしょう。