#平原近くの道から望む山々を古代人も見たかと思うと感慨深くなります。

(国土地理院地図一部加工)

 

〇南の背振山系の山々(尖った一番高い山:井原山、その右が雷山)※旧怡土郡

 

〇東の山々(高祖山、その右には△419.4)

(高祖山の東陰には叶岳) ※旧怡土郡

 

●参考(北の今宿青木から見る景色)

(左、東から叶岳、△419.4、高祖山)

 

〇東南の山々(左から高祖山、△419.4、日向峠、王丸山、糸島峠[飯場峠])

△419.4は尾根で叶岳に連なります。※旧怡土郡

 

〇北の山々(左から尖った天ヶ岳、柑子岳、離れて毘沙門山)※旧志摩郡

 

●参考(左の一番高い山が柑子岳、右は毘沙門山)

 

〇北西の山々(中央:可也山、その右:火山)※旧志摩郡

 

〇西の山々(中央の尖った山:浮嶽)※旧怡土郡

(写真の山々は旧糸島郡の西端)

 

高祖山の東側には叶岳が位置しその南側には尾根で連なる△419.4があります。また、叶岳の北側には博多湾に突出する長垂山が連なっています。ここの山々が旧糸島郡(怡土郡・志摩郡)の東端です。一方、東南に目を転じれば、△419.4と王丸山の間に日向峠が位置しています。

(明治29年4月郡制施行のため怡土郡と志摩郡の区域が糸島郡となりました)

(前原市教育委員会作製一部加工)

 

古代において山々の日の出・日の入りは水稲のため不可欠な歴だったのでしょう。

〇志登神社境内の太陽観測石

 

〇平原王墓の謎(故原田大六氏が著した「実在した神話」から転載)

 

平原王墓の軸線上には日向峠が位置しています。

〇平原王墓(西側から)

 

〇毘沙門山から望む南の眺望(遠くの山名がお分かり頂けますか)

手前の山が浜崎山、その向こうが今山で、今津湾の入口です