未病
未病は中国医学(漢方医学)に由来する。
2000年以上前の中国の書物「黄帝内経素問」(こうていだいけいそもん)などに未病という言葉は見られます。「聖人は既病を治すのではなく、未病を治す」というような事が書かれています。
未病とは「未だ病まない」病気に向かう状態を指しているといえます。
日本では江戸時代、貝原益軒(かいばらえっけん)の「養生訓」に未病の言葉がみられます。
貝原益軒【1630年・江戸時代 寛永7年~1714年8月27日 84歳 没】
筑前福岡藩士の医者の五男として生まれる。
江戸時代を生き抜いた人としては、長寿者である。
孔子の教えを基本とする儒学の研究に専念する。
旅が好きで、福岡から江戸に12回・京都まで
25回の旅をした記録が残っている。
粗食で、歩く(下半身の筋肉を鍛える)
貝原益軒・・・すごい人ですね。