色々あって、

陰陽五行キネシオロジーを使った

経絡治療の講座をやる事になりました。

 

それで、もう一度、

東洋医学とか、陰陽五行思想を

深掘りしています。

 

人に教えるって、

自分が一番勉強になりますね。

 

 

日本人は、この

陰陽五行思想の影響を

深く受けています。

 

この世の全てのものは

陰と陽

裏と表

左と右

女と男

 

と言うように、

二つの相反する二極で構成されています。

 

けれども、

太極図で見るように、

陰の中にも陽の目があり

陽の中にも陰の目があるのです。

 

【太極図】

周りのマークは、易占いに出てくる八卦です。↑

 

 

 

だから、

二極のようでも

その中には、反対の部分も含まれていて

 

そして、

陰も極まれば陽に転じ、

陽も極まれば陰に転ずる、

と言うわけです。

 

 

季節も夏が極まれば

段々と冬の方に向かっていくわけで

真冬の寒の中にも

春の兆しはあるという事です。

 

日本には四季があるので

感覚的に理解する事が出来ますね。

 

 

変化するのが常なのです。

 

 

陰と陽の思想は

易占いやタロットカードにも

活用されています。

 

陰と陽を五行に分けた

陰陽五行の思想は

風水や東洋医学にも応用されています。

 

 

五行は

この世の森羅万象

五大元素と言われる

木、火、土、金、水の五つに

振り分けることができます。

 

 

アーユルヴェーダや、インド仏教では

五大元素は

地、水、火、風、空、の

五つだとされています。

 

霊巌洞で五輪書を書かれた

宮本武蔵さんも、

地の巻、水の巻、風の巻…という風に

この五大元素で分けて書かれています。

 

 

陰陽五行の、木火土金水と

とても似ている考えではありますが、

これは、同じではなく別物だそうです。

 

 

で、

なぜ私たちに陰陽五行思想が

馴染み深いのかと言うと、

 

日と月は

陰と陽の代表格ですね。

 

日が陽で、月が陰です。

 

一週間は、

日、月で始まり、

 

あと、火水木金土と続きます。

 

日月火水木金土は、

違和感なく、私たちの生活に

密着しています。

 

こんなふうに、

知らないうちに、あらゆる所で

陰陽五行思想が定着しているのです。

 

 

 

【陰陽五行説】

 

 

五行の中には

体の臓器も含まれています。

 

肝臓、心臓、脾臓、肺臓、腎臓

と言われる臓器が、陰の経絡で

 

それに対応する

胆のう、小腸、胃、大腸、膀胱

と言った腑が、陽の経絡になります。

 

 

それぞれが助け合ったり、

影響を受けたりしています。

 

なので、どこの経絡の

流れが滞っているのかが分かると

 

その対処法も分かるのです。

 

 

東洋医学だけに留まらず、

陰陽五行思想を学んで理解が深まると、

 

色々な事に応用できそうです。