【上善如水】

(上善は水のごとし)

 

老子の言葉です。

 

 

最も良い生き方とは、

水のようなものである、

と言う意味の教えです。

 

 

水は、万物に益し、

自ら低いところに流れる。

 

 

水は、

器によって

四角くも丸くも形を変え、

 

川に流れれば川の形となり、

天に上がれば雲となり、雨を降らせる。

 

 

全てを受け入れ

全てを浄化し

逆らわず、

 

 

全てのものを育みながら、

謙虚でありつつ、柔軟に変化する。

 

という、

その素晴らしい性質こそが

 

最上最善の生き方ですよ、

と教えているわけです。

 

 

 

水は、

ただ流されているのではなく

自らの意思を持って

流れているのではないかと思います。

 

 

ただ

流されているように見えても

水の意思がちゃんとある。

 

それは

水が考えている、

というわけではなく

 

 

水自体が

そういう性質を

持っているんじゃないのかな、

と思います。

 

 

全ての人に恵み(良いもの)を与え

驕らず、高ぶらず、

 

臨機応変に形を変えて

自由自在に生きる。

 

 

現代の私たちには、結構

難しい事のように思います。

 

つい、

決まった形にしようと頑張ったり、

流れに逆らってみたり、

 

手柄を立れば自慢したくなる、

というものです。

 

 

今の世の中は

まだまだ競争社会です。

 

 

この中で、水のように生きるには

かなりの忍耐が必要だと思われます。

 

 

 

けれども、

私たちは、もともと

水で出来ているのです。

 

体の70%は

水で出来ているのです。

 

 

水の情報は(DNA)として

全ての人に、入っているのです。

 

 

なので、本当はみんな

水のように生きられるのでは…

と思います。

 

 

あとは、それを

思い出すだけですね。

 

 

 

しばし、心が揺れる時には、

流れに身を任せて、

 

あぁ、

水のように生きたいなぁ、

と思うのでした。

 

 

 

 

 

【お天気の良い日は川の水も美しく…】

 

 

 

【サクラマチの桜】

 

 

 

 

【こうして見るとサクラマチもなかなか都会っぽい】