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寒い日が続いています。
冷えとりでは、寒い時は体の下方から衣類を増やします。
つまり、靴下→レギンス(ズボン下)→腹巻→上着の順で増やしていきます。
【レギンスのこと】
かおり鍼灸院の患者さん達を見ていると、レギンスに意識があまり行っていないケースが見受けられます。
レギンスの枚数は、季節や気温の変化、体調に応じて日々微調整していきましょう。
【レギンス重ね方の原則】
レギンスは、冷えとり靴下と同じで天然繊維の重ね履きです。
シルク⇒ウール(または綿)を1セットとして、繰り返し重ねて行きます。
かおりは、現在(真冬)レギンス6枚。
シルク⇒ウール⇒シルク⇒ウール⇒シルク⇒ウール
温かい日はシルク⇒ウールを1セット減らし4枚にしています。
シルク、ウールとも色々な形、厚さ、素材を組み合わせてカスタマイズ。
自分の感覚で快適な、つまり=寒くない&暑苦しくない枚数=を見つけてください。
排卵時や生理中は、特に冷えを強く感じることがあります。
その場合、レギンスを増やしてみて心地よければ、正解です。
【寝る時も履く】
かおり鍼灸院の患者さんで、寝る時にパジャマだけ履き、レギンスが抜けていたケースがありました。
レギンスを履くようにお伝えした所、快適に熟睡できるようになったとのこと。
靴下と同様、レギンスは常に履くようにします。
真夏もシルクレギンス1枚(ハーフでも良い)は履くようにします。
シルクが汗や毒を吸ってくれてサラッと快適。
ちなみにレギンスを重ねていると、転んだ時に保護してくれます。
怪我の予防にもなりお得(かおり経験あり)。
【レッグウォーマーの活用】
レギンスと、靴下の接合部は、レッグウォーマーで。
レッグウォーマーも天然繊維で。
内側シルクがお勧めです。
レギンスのもたつきを防ぎ、足元を温めてくれます。
【レギンスを増やして毒出し力がアップした症例】
冷えとり仲間のAさん。
真冬に、レギンス2枚のままで寒いとのこと。
シルク⇒ウールの繰り返しで、レギンスを増やすことをお伝えしました。
早速実行し、翌日以下のメールが来ました。
先生おはようございます。
昨日レギンスや薄いパジャマをあるだけ履いて寝ました。
ビックリするくらい すごい濃くて、すごい匂い (朝からすみません) のオシッコが出ました。
そして、朝から鼻水や痰がすごいです。
今までは靴下に力を入れてましたが、レギンスをたくさん履いてみて、半身浴の状態をやっと理解出来ました。
こんな安定感があるとは思いもしませんでした。
【かおりの考察】
レギンスを増やしたことにより、頭寒足熱の状態=つまり半身浴の状態が強化され、毒出し力がアップしました。
尿、鼻水、痰で大いに毒を出しています。
内臓の毒が減り、冷えがとれて、元気になります。
レギンスをうまく活用して、冬を乗り切っていきましょう。
かおり鍼灸院 酒井香織
冷えとりと鍼灸を融合したオリジナルの内臓の冷えをとる治療を行っています。