1月14日は、南極に置き去りにされたタロとジロの生存が1年ぶりに確認された日です。1959年(昭和34年)ですから今年2022年から63年前の出来事になります。
映画にもなったこの2頭の犬の生存物語は、第1次南極観測隊が1956年(昭和31年)に出発した事から始まります。
敗戦後の日本は、なんとか国際社会への復帰をしようと模索していた時期でした。
1955年、国際地球観測年の年に、日本はかろうじて南極観測参加の資格を獲得しました。1912年(明治45年)の白瀬中尉南極観測から43年が経っていました。
国際地球観測年記念 10円シート | 切手,国内戦後シート | 趣味の中古切手や紙幣・硬貨の販売と買い取り|ケネディ・スタンプ・クラブ (kennedystamp.jp)
白瀬中尉南極探検50年記念 10円シート | 切手,国内戦後シート | 趣味の中古切手や紙幣・硬貨の販売と買い取り|ケネディ・スタンプ・クラブ (kennedystamp.jp)
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翌年の1956年11月、第1次観測隊と樺太犬を乗せた宗谷が日本を出発します。
トラブルが起きたのはこの1年後、1957年(昭和32年)の12月。第2次観測隊と交代の予定でしたが、日本の宗谷もアメリカの砕氷船も氷海から脱出が難しくなるほどの悪天候のため総員撤収。搬送用飛行機も基地から飛び立つことが難しいほどの暴風の中、重量の問題で飛行機に積めないと判断された樺太犬15頭が、鎖に繋がれたまま南極に置き去りにされてしまいます。1958年(昭和33年)2月24日のことでした。
この1年後、1959年(昭和34年)1月14日、第3次観測隊は生存していた樺太犬2頭、タロとジロを発見します。閉ざされた氷の大陸で1年間生存していた2頭の発見は当時の日本で大ニュースとなり、歌が作られ銅像が建てられたほどでした。
ちなみに、現在の南極では、環境保護の観点から一切の動物の渡航、持ち込みが禁止されています。
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南極地域観測50周年記念500円ニッケル黄銅貨 | コイン・紙幣,日本の記念貨幣 | 趣味の中古切手や紙幣・硬貨の販売と買い取り|ケネディ・スタンプ・クラブ (kennedystamp.jp)