これは、私の知人が実際に経験した事です。
かなり昔ですが、彼はテレビのクイズ番組に出場しました。そこでこんなクイズが出まして、
「北海道、本州、四国、九州、沖縄を除く日本の島のうち、最も大きい島は何か?」
彼は自信満々にボタンを押して答えました。
「択捉!」
国土地理院のデータではそう書いてあると抗議しても、テレビ的には正解は佐渡ヶ島という事で彼は不正解となりました。
森繁久彌が作詞作曲した「知床旅情」にも国後の単語がありますが、哀感漂う歌詞とは別に、何かと政治的話題にしか登場しない北方四島です。映画「攻殻機動隊」の続編「イノセンス」で、返還されて電脳都市化した択捉が登場するのが例外かもしれません。
そんな北方四島がデザインに入って無かったため、エラー扱いになっているのがこの切手。やはりいろいろ大変なんです。
ふるさと心の風景 第7集 北海道
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さて、最近何かと騒がしい領土問題から離れましょうか。
日本最大の砂丘がある県はどこでしょう?
誰もが鳥取県と答えますよね。でも間違いです。
正解は青森県。
猿ヶ森砂丘というのがありまして、これのほぼ全域が防衛省の敷地内になっています。だから一般の人には知られて無いんですね。
世間の常識として知られているような事が、調べてみると違っているという例でもあります。
例えば、
カラーテレビ初の巨大ロボットアニメが、マジンガーZではなくアストロガンガーだったり。
カラーテレビ初の巨大特撮ヒーローがウルトラマンではなくマグマ大使だったり。
巨大な知名度の影で埋もれているものは意外と多そうです。