♡
「え、もしかして、またケンカ!?」
何も言ってないのに・・
まぁ、
「・・うん」
「わぁぁぁぁ、すごいね」
「すごいって・・」
ユジョンちゃん達の話の後に
ケンカ・・
「だって、ケンカって
エネルギー使うでしょ」
「そりゃ・・」
「疲れるでしょ」
そうなんだけど・・でも
「私達は、“そういう関係”なんだよ」
「そーゆー・・」
「ほら、前、ユジョンちゃんが
言ってたでしょ。“ケンカは前より
仲良くなる為にするものだ”って」
「・・うん」
「私達は“恋人”だけど“同級生”で
“親友”も兼ねてるから
言いたい事はちゃんと伝えあおうって。
そのかわり感情的には
ならないように話そうねって」
「そのルールがあるのに
ケンカになっちゃうの?」
・・・・。
「だって・・」
“間違ってる”
ただ聞いてほしかった話を
否定されると・・
いや、悪いのは私なんだけど
「でも、安心したよ」
?
「だって、2人にとって、
それは仲直りする前提での
ケンカって決めてるんでしょ」
「・・まぁ・・うん」
「じゃあ、ずっと一緒に
いられるじゃん。世間じゃ
ケンカ頻発するカップルは
別れるんだから」
頻発・・
「でも、ホソクさんがケンカかぁ・・
全然想像つかない」
「んー・・怒ってるのは、
どっちか言えば私なんだけど
・・彼は・・拗ねる?」
「どっちにしても想像できないよ」
「そう?」
「ホソクさんって、みんなが
言った事は全部、うんうんって
笑って受け止めてくれるイメージ」
「・・・あぁ・・」
それでも、浮かぶのは
私が呆れるぐらい拗ねる顔
隠す事なく、こっちを見てって
「甘えてるんだね~」
「え?」
「それだけオンニに甘えてるんだよ」
・・・・。
「でも、今回はさすがに
ケンカがどうのって言ってる時じゃ
ないと思うけど」
そのとおり
「・・でも、なんて連絡したらいいか」
イェウォンの事、
まだ解決はしてないのに。
結局、翌日お金は渡した。
その時、笑顔で
「ありがとう」と言われた事に
違和感があったけど・・
「私ね」
?
ユジョンちゃんが
エプロンの紐を後ろ手に
結びながら口を開いた。
「さっきはあんな事言ったけど
ほんとは、ちょっと自信が
なかったんだ。だって、やっぱり
会えないのは寂しいし辛い」
・・・。
「でも、今、同じ立場で
同じ不安を持てる人が2人は
いるでしょ。だから、変な話だけど
勝手に心強く思ってる。だから、
イチカオンニにも、そう思ってほしい。
それに、オッパ、すごく
幸せそうだったんだ。
テヒョンさんに大切な人ができたって。
昔みたいに笑って過ごしてるって」
あぁ
「それは、ホソクさんも一緒だった」
「でしょ。やっぱり、バンタンは
特別なんだよ。だから、一番、
怖いのは、イチカさんが・・2人が
世の中の声に負けてしまう事。
このまま、バレなきゃいいけど」
「・・・」
「みんな・・幸せじゃなきゃ」
ユジョンちゃん・・
・・・うん、よしっ
「ユジョンちゃん、イチカさんに
お花届けよう」
「え?」
