11月24日(火)
すず
Jk
★
とりあえず、俺の作業室に
全速力で戻った。
1番最後に走り始めたはずの
ジョングクが1番のりで入る。
「いや~・・」
少し、息も切れるのは、
「アレは・・」
ついさっきの映像が、あまりにも
「ヤっっバかったね」
マンネの言葉に頷いたのは
ユンギヒョンを除いた6人。
頷いて、一斉に床に崩れ落ちて
笑い始めた。
わざとじゃない。
サプライズだった。
退院したユンギヒョンが
今日事務所に来るって聞いたから
ジョングクの友人に
ケーキまで準備してもらって。
サプライズだから、
もちろん隠れて待った。録音室に。
で
「マジで、ヤバい。
ヒョンのキスシーンとか」
ホビとジミンは、
まだ立てない。
「あいつ、スズさんに近づいた時、
悪い顔してたよなぁ」
ジンヒョンの楽しそうな声。
「いや、今までで1番、
色っぽかったよ」
テヒョンが嬉しそうに話した。
「ヒョン、どんな顔して来るかな」
マンネも楽しそう。
「あ~・・会うってしたら
・・お前じゃん」
・・・・。
ホビが涙を拭きながら言った言葉に
時間が止まった。
・・・・俺?
「今日、一緒に作業するの?」
「頑張れよ」
「ヒョン、ふぁいてぃん」
「こういうのは、
最初が肝心だからな」
「よかったぁ、1番に会うのが
僕じゃなくて」
・・・・。
「さっ、練習室行こ」
ジミンの声に
ゾロゾロと動き出した。
えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ
マジか・・。
ポンっと肩が叩かれた。
「嘘だよ、俺も後で来るから」
ニコッと笑うホビ。
・・・友よ。
・・・・。
「・・いや、大丈夫だよ」
「ホントに?」
「あぁ・・」
作業室には、2人っきりだった。
1つ息を吐いた。
「ホバ・・」
「ん?」
「近々、時間つくってくれないか?」
「・・別に今日でもいいぞ」
「いや、・・ソヒョンさんを
連れてきてほしいんだ」
「ソヒョニ?」
「あぁ、できるだけ、ソヒョンさんに
合わせるから。もちろん、
お前にも一緒にいてほしい。
話しておきたい事が」
「ユジョンさんの事か?」
・・・。
「あぁ・・」
「わかった。伝えるよ。
ソヒョニもユジョンさんの事が
大好きだから。時間は
つくってくれると思う」
「・・悪いな」
「・・・でも」
?
「ちょっと、・・なんだ」
「なんだよ」
「・・どんな理由でも。
恥ずかしいな。自分の彼女を
親友に会わせるのは」
・・・。
「ユジョンイの事は見てるだろ」
「あぁ、それも、そうか」
そう言って、フワッと笑うホビに
張っていた糸がほどける感覚がした。
ホント、こいつの笑顔って・・
「よし、じゃあ、行くか。
フリ確認しないと。もう、
覚えてるだろう?」
・・・・。
黙った俺に振り返った
ホビの声は変わらない。
「ナムジュナ・・・何割だ?」
・・その笑顔は、1番怖い。
「・・9・・割ぐらい?」
「おっ、そうか」
・・いや
「・・8ぐらいかな」
「・・へぇ」
・・・。
ホントは7割とは言えなかった。
☆☆☆☆☆☆☆
