【17:10】

 

 ◇ Blue

 

1日、スマホを見てたけど、

彼女からの連絡は入らなかった。

 

シャワーを浴びて、ソファーで

テレビを見ていた時、カトクが入った。

 

慌てて、自分の部屋へ戻る。

 

開けられないようにドアを背に座った。

 

 『連絡ができなくてごめんね。

今日、無事に終わりました。

少し、疲れたみたいなので

今日は休みます。声が聞きたいけど、

睡魔には勝てそうにないです。

ごめんね。

明日、よろしくお願いします。

テヒョンア、愛してる』

 

クマが眠るスタンプが送られてくる。

 

電話していいか

聞こうと思っていたけど・・

             

・・明日があるしな。

 

僕は、言葉を打ち返す。

    

『わかった。ゆっくり休んで。

明日、僕も楽しみにしてる。

愛してるよ。』

 

メッセージの横の数字は消えたけど

返信はなかった。

 

その時、後ろでガタンと音がした。

 

僕は、大きくため息をついて

勢いよくドアを開けた。

 

ドアの前、妹と弟がしゃがみこんで

不自然にタンと遊んでいる。

 

チラっと僕を見上げた2人は、

急いでリビングへ消えた。