先日見た情熱大陸は面白かった。
フューチャーされていたのは弁護士の荒井裕樹さん。
彼は、若干20代にして1億を稼ぐトップ弁護士。
影響されすぎて、彼の本まで買ってしまった。
「プロの論理力」
彼の持論は、
論理で解決できる部分と出来ない部分を峻別した上で、
論理力を磨くべし!というもの。
超納得!!!
かねてから、私は自分の言いたいことを相手に伝える場では
単に言いたいこと論理的に言うだけではダメだと考えていた。
論理的に説得にかかるのではなくて、相手の感情を動かしてこそ、
初めて自分の言ったことが相手の記憶やインパクトに残ると思っていたから。
具体的には・・・
ディベートでは相手を挑発して感情的にさせることがベストで
プレゼンテーションでは相手を笑わせたりして心を動かすことがベストだと思っていた。
ディベートでは勝ち負けが全てだから、相手を挑発して動揺させて、
相手の口から失言をさせることが重要。
自分の1番言いたいことは敢えて自分で言わずに相手に言わせることで
ディベートを聞いている第三者に対しても、ディベートをしている当事者にとっても、
相手の負けが引き立ち、自分の勝利がより際立つ。
なんだかプロレスのショーを演出するような感覚。
勝つなら徹底的に、相手が1番悔しがるような方法で派手に勝つのが楽しい。
うーん・・・・こんなこと書くと、性格悪いのがバレちゃうけど(笑)
プレゼンテーションでは、自分のアイディアに好感を持ってもらって
相手に支持してもらわなければいけないから、笑いを取って相手を楽しませながら、
納得してもらうのがベストだと思っていた。
単にわかり易く説明するという意識ではなく、
楽しい時間を共有するという意識を持つことのほうが、
いい印象を持たせるのに最善だと思っていたから。
「わかりやすく」だけではなくて、「楽しませつつ」をプラスできる能力は
関西出身の人に上手な人が多くて、本当にスゴイなぁと思っていた。
でも、荒井さんの本を読んで、基本的に双方(ディベートもプレゼンゼン)とも
同じでいいのかなって思った。
つまり・・・
「感動させる」っていうこと
相手を感動させるぐらいの仕事をして、
初めて相手は心から納得してくれるということ。
そうかー。感動かー。私が目指すべきはソコだったんだーって。
まだまだ自分は小さいなぁと。
まだまだ自分は伸びていけるなぁと。
そんな風に、野心とやる気を引き出してくれる人。
こういう人って自分にとっては存在してくれるだけで感謝する存在。
モチベーションを上げてくれるしやる気が出る。
いつか、彼みたいに優秀で信念を持った人と働きたい。
私が1番カッコイイと思ったところは、
リスクを恐れず、チャレンジを楽しみながら
大企業や国を相手に戦っているところ!!
若手で優秀な人は、大手の企業法務の弁護士事務所に行くのが
エリートコースって言われているけど、
私はずっとそういう発想に疑問を感じていた。
法曹家の醍醐味は、権力とか社会的地位に惑わされず、
正しく主張をすれば、法廷で対等に戦えて、ちゃんと勝てるところだと思う。
最大限にその醍醐味を味わえるのは、
通常の社会では正しい主張が通りにくい場面で、
正しいものを正しいと主張できるような事件を担当すること。
優秀な人こそ、チャレンジをおそれずにすべきなのに。
たしかに、勝率は決して高くないかもしれない。
お金や権力があるところに、優秀な人材は流れていくし、
調査にかけられる時間や労力が半端じゃないから、
どうしても、個人対法人・国となると、個人の勝率は下がってしまう。
だけど、弁護士の仕事は、時にはお金以上のものを得られる仕事だと思っている。
国や大企業相手で社会的意義の大きな訴訟だと、
勝ったときは、全てが大きい。
達成感も、報酬も、社会に与える影響(判例になるし、
時には1つの判例が立法につながることだってある!)も。
常にチャレンジを恐れずに、
クライアントの権利を実現するために全力を尽くせるような、
そんな弁護士になりたいと思う。