今回はイヌハッカと鹿系列のスキルとを比較して、現環境においてどちらの方が優秀なのかを考えてみるにゃ。
各々思うところはあるだろうし、手持ちの装備によって左右されることは予め言っておくにゃ。
また、長くなりそうので結論から先に言ってしまうと
耐久力の高いボス等を想定した場合、鹿スキルの方が基本的に強い にゃ。
以前に何かの記事でも書いたような気はするけどにゃ。
正直なところ、イヌハッカも鹿スキルもdpsを計測しようとすると何かと困難なのでシミュレート結果+実戦を想定した入力回数であったりでしか根拠を示せないのは悪しからずにゃ。
まずイヌハッカのお話からだが、仮想敵をそこそこタフな深海の魔女とした上で、わかりやすいようになるべく高火力が出せるようなビルドをシミュレートしてみたものが以下にゃ。
まだまだ火力を上げる余地はあって中途半端だし、私の手持ち装備を雑にアップグレードしただけの計算結果なので色々とっちらかってるのは大目に見てくれにゃ。
実際の筆者は以下に示した半分ぐらいの与ダメしか出せていないにゃ。
イヌハッカ1弾が平均 5,692,120(秒間49hitと仮定して278,913,880)
マタタビランス一発が平均 26,586,682(秒間7hitと仮定して186,106,774)
計算機から吐き出される数値だけを見て、イヌハッカの最高到達点で上手く秒間7回のマタタビランスorディアーキャノンを叩き込めるのであれば、そりゃあ強いにゃ。
が、そもそもイヌハッカが最高効率でダメージの滝を出すようになるのは連打開始から早くて5~6秒後のお話にゃ。
かつ、その5~6秒後には間違いなくうずくまるを更新しなければならなかったり、そもそも回復剤や大トロ、マグロシールド張り直し等で手が止まっていたりして思うように弾幕が厚くなって行かないにゃ。
更にはマタタビランスorディアーキャノンを打ち込んでいる間、どんどんイヌハッカの密度が落ちて…とあまり良くないループに陥りがちにゃ。
魔猫を触ったことがあれば、そのあたりのことを体験的に知っている人が多いのではないかとは思うにゃ。
昨今のボス達は、たかだか4~500m程度のdpsを2~3秒間維持した程度で倒しきれるほど軟弱ではないにゃ。
故に、瞬間最大風速であれこれ語ったとて、意味は全く無いと常々思っているにゃ。
そもそも瞬間の爆発力を求めるのであれば、使う職を間違えているので魔猫は捨てて他職に鞍替えするのが正解にゃ。
対して、大体同じような水準で装備を揃えたディアーブリーズとキャノンがこんな感じになるにゃ。
ディアーブリーズ1hitが平均 37,003,644(秒間3hitと仮定して111,010,932)
ディアーキャノン1hitが平均 111,379,250(秒間2hitと仮定して222,758,500)
少しイヌハッカサイドを贔屓してディアーブリーズのダメージが重なっていないこととして考えたとしても、そうそう悪くはないdpsが期待できると思うにゃ。
実際にはディアーブリーズを複数撒いておけば、秒間7-8回程度hitするタイミングは割と現実的に訪れるにゃ。
そのあたりも加味すれば、瞬間的にはキャノンとあわせて秒間4~500m程度のdpsは期待してもいいかもしれないにゃ。
また、こちらはイヌハッカとは違って左右の手が結構暇にゃ。
過剰にうずくまっても、過剰に大トロその他の行動をしていても割と余裕はあったりするにゃ。
基本的な戦い方としては交戦開始直後はイヌハッカを着火剤として打ち込みつつ†黒翼の使徒†をはじめ、色々と発動させた上で装備を着替え、鹿スキルに切り替えるにゃ。
私の場合、普段は使っていないキー(PauseBreak)に持ち替え装備機能をゲーム内で割り当てて装備を切り替えているにゃ。
†黒翼の使徒†さえ発動させてしまえば以降は8~9秒間安定した火力を間違いなく維持できるし、様々なバフが延長されていれば更に交戦時間が伸びても平気にゃ。
余談だが、着替えを前提として考えたときに+10FoYやアウェイキングの<暴走した魔力>や<真理の解放>が邪魔になるので、それぞれを+9にダウングレードすることによって無理矢理解決したにゃ。
ROの仕様で、変身系のバフが発動中に装備の持ち替え等によって一瞬でもビルドからエンチャの枚数が減ると、既に発動しているバフが消えてしまうにゃ。
逆にエンチャの枚数が増える分にはバフは継続されたままにゃ。
閑話休題、イヌハッカの最大打点があまりにも短すぎることと、ブリーズ+キャノンでもそう遜色のないdpsを期待できることとをあわせて考えれば、安定して長時間に渡ってダメージを与え続けることができる鹿スキルで戦うことを考えた方が何かと有利であると私は思うにゃ。
エスタブリッシュ等の他職専用アクセとエンチャントを見るに、そのうちディアーキャノンのCTも短縮されて秒間最大4-5回は打てるようになるのではないかと考えるのが自然にゃ。
そんな未来が訪れた場合に、最早イヌハッカは完全に過去のものとなる気がして着々とあざけろ等のサモナースキル強化装備のダウングレードを許容範囲内で行っていたにゃ。
また、最後になってしまって申し訳がないが、冒頭に書いた耐久力の高いボス等を想定した場合、鹿スキルの方が基本的に強いと言えるようになるのは一通り装備を揃えた後のお話になるにゃ。
実際に様々なビルドのキャラを動かしてみた訳でも、具体的なシミュレートをしてみたわけでもないので想像の域を出ないのだが、各段階ごとに
ミミミ装備+α相当の装備であれば、とりあえず高倍率の鹿スキルでゆるーく戦うが吉
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イヌハッカである程度戦えるような装備が揃えば、下手に鹿スキルを使うとかえってdpsが落ちがち
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最低でも†黒翼の使徒†+専用装備を揃えればイヌハッカを起爆剤として利用して、鹿スキルメインで戦うスタイルが安定
ぐらいのイメージで考えて良いのではないかと思うにゃ。