スピリットハンドラー実装から1週間遅れてやってきたにゃ。
結論から言うと、ガッカリにゃ。
まずアドゥルテル・フィデス・フォックステイルとその上位武器であるウィワートゥス・フィデス・フォックステイルは物理猫用の猫じゃらしだったにゃ。
我々魔猫とは全く関係がなかったにゃ。
一方のグレイシアフォックステイルはと言うと、何故マタタビランスにした！と言わせてほしいにゃ。
他のグレイシアシリーズ武器同様、<異境の統括者>+<暴走した魔力>、<真理の解放>のどちらかに加えて<氷華の魔力>が付くにゃ。
<氷華の魔力(サモナーⅡ)>が魔猫用のエンチャントなのだが、精錬値ごとにマタタビランスの火力が5%ずつ上昇するものにゃ。
恐らく多くの魔猫達が精錬毎にイヌハッカの火力5%を待ち望んでいたと思うにゃ。
マタタビランスの強化は腐ってしまう訳ではないどころか、瞬間的なdpsを上げるために役立つ場面があるであろうことは重々承知しているが、今すぐにでも欲しいと熱狂させてくれるような性能では無いと個人的には思っているにゃ。
グレイシアフォックステイル自体は弱い武器ではないにゃ。
超越後であれば精錬値に応じて上昇する魔法攻撃力と種族特攻が白の騎士団の猫じゃらしやロイヤルフォックステイルにエンチャントできる<増幅3>と<新暦>を併せた効果と同等にゃ。
杖自体に<増幅3>と<新暦>が内蔵された上で、更にエンチャントが可能なのだから強いには強いにゃ。
杖で<異境の統括者>を確保できることが有利に働くビルドの猫もいるかもしれないにゃ。
強いけれど、既存の武器に毛が生えた程度でしかないにゃ。
白の騎士団の猫じゃらしのAspd上昇とディレイ、ロイヤルフォックステイルの魔法反射無効、更にこれら二種には<王の神威>との便利なセット効果も期待できるにゃ。
Lv3武器故、精錬もサクサク成功するのかと思わせておいて先駆者ヒューマン達を観察している限りでは超越させた後に再度精錬値を戻して理想エンチャントを揃えるのはそれなりの沼のようで覚悟が必要にゃ。
現在では一段階の超越が限度だが、公式ツールには意味ありげな項目が存在するにゃ。
超越段階が進んで特化パーセンテージがどんどん増えて行くのであれば、いずれは最高峰の杖に化けるのかもしれないにゃ。
そう遠くない未来に作成せざるを得なくなるであろうことは確かだが、筆者に関しては今ではないなと思ったにゃ。