愛ちゃんの3位決定戦、感動しました。

相手の北朝鮮の選手も、カットをしながら時々烈しく攻めてくるスタイルで、迫真の勝負でした。

あのような高度な技術を持った選手同士の闘いになると、卓球は、「チェス」に似ているなと思いました。

サーブでどこに出し、どのように(回転をつけて)返し、それに対してどう打ち返すか。

その「選択」によって、相手に対する攻撃、防御の順列組み合わせが変化し、ミスの確率が変動し、決定する予見も変わる。

愛ちゃんが、試合終了直後のインタビューで、「早く戦術を切り替えればよかった」と答えていたのが、印象的でした。

ほんとうに素晴らしい試合でした。愛ちゃん、お疲れ様でした!

次は、団体戦ですね!!!

そして、どのような戦術をとるか、探らなければならなかった、相手の北朝鮮の選手。

銅メダルが決まって、椅子に座り、タオルで顔を覆って号泣している表情が、印象的でした。

国のかたちはいろいろあれど、生身の人間に接することで、私たちは何かを感じます。

彼女が、国際大会にほとんど出ないまま、今回、オリンピックに出場するまでの、人間としてのドラマ、さまざまな思いが、あの、タオルの号泣に象徴されていると感じました。

スポーツって、やっぱり、いいですね!!!


BlogPaint