[百舌鳥古墳群] 菰山塚古墳(仁徳天皇陵古墳の陪塚ほ号飛地) | コンデジ片手に出かけよう

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菰山塚古墳 (こもやまづかこふん) は、仁徳天皇陵古墳の陪塚ほ号飛地になります。
陪塚とは、大きな古墳(主墳)の周辺に造られた小型の古墳の中で、主墳に付属するような位置に計画的に配置され、かつ同じような時期に造られた古墳をさします。

菰山塚古墳は仁徳天皇陵古墳の陪塚のひとつとして宮内庁指定陪塚12基のひとつになっています。また、2019年7月に百舌鳥古市古墳群が世界文化遺産に登録された際には、世界遺産の構成要素一つになっています。


仁徳天皇陵古墳は『もずふるカード』の対象古墳で、Top写真が表面、下記の写真が古墳について説明されている裏面になります。



堺市役所サイトの『仁徳天皇陵古墳百科』ページでは次のような説明があります。


◎菰山塚古墳 (こもやまづかこふん) -宮内庁ほ号飛地-南丸保園
現在は住宅に取り囲まれた円墳状の墳丘が残るのみで旧状をとどめませんが、もとは墳丘全長33メートル、高さ4メートルの前方部が南を向く小規模な帆立貝形の前方後円墳でした。


また、百舌鳥古市古墳群の公式サイトでも菰山塚古墳は紹介されています。

 



◇菰山塚古墳の説明板の詳細◇

 

 

 




<菰山塚古墳の基本情報>
所属  :百舌鳥古墳群
形状  :帆立貝形円墳
規模  :墳丘長33m (推定の大きさ)
築造時期:5世紀中期
陵墓    :仁徳天皇陵古墳の陪塚ほ号飛地
所在地 :堺市堺区南丸保園


<参考>仁徳天皇陵古墳の陪塚(宮内庁管理のもの:堺市サイトより)
◎宮内庁甲号:茶山古墳     (世界遺産)
◎宮内庁乙号:大安寺山古墳   (世界遺産)
◎宮内庁丙号:樋の谷古墳     
◎い号飛地 :孫太夫山古墳     (世界遺産)
◎ろ号飛地 :竜佐山古墳          (世界遺産)
◎は号飛地 :狐山古墳
◎に号飛地 :銅亀山古墳           (世界遺産)
◎ほ号飛地 :菰山塚古墳           (世界遺産)
◎へ号飛地 :丸保山古墳           (世界遺産)
◎と号飛地 :永山古墳          (世界遺産)
◎ち号飛地 :源右衛門山古墳   (世界遺産)
◎り号飛地 :坊主山古墳