狐山古墳(きつねやまこふん)は、仁徳天皇陵古墳の陪塚は号飛地になります。
陪塚とは、大きな古墳(主墳)の周辺に造られた小型の古墳の中で、主墳に付属するような位置に計画的に配置され、かつ同じような時期に造られた古墳をさします。
狐山古墳は仁徳天皇陵古墳の陪塚のひとつで宮内庁指定陪塚12基のひとつになっています。しかし、2019年7月に百舌鳥古市古墳群が世界文化遺産に登録された時には構成要素にはなっていません。
仁徳天皇陵古墳は『もずふるカード』の対象古墳で、Top写真が表面、下記の写真が古墳について説明されている裏面になります。
堺市役所サイトの『仁徳天皇陵古墳百科』ページでは次のような説明があります。
狐山古墳(きつねやまこふん)-宮内庁は号飛地-大仙中町
径約30メートル、高さ4.2メートル、周濠幅約5メートルの円墳です。古墳の現状は、墳丘の裾が削られ方墳状になっていますが、墳丘は高く残存度は良好です。
狐山古墳は、堺観光ガイドのサイトでも紹介されています。
<狐山古墳の基本情報>
所属 :百舌鳥古墳群
形状 :前方後円墳
規模 :墳丘長130m
築造時期:5世紀後半
陵墓 :仁徳天皇陵古墳の陪塚は号飛地
所在地 :堺市堺区大仙中町
<参考>仁徳天皇陵古墳の陪塚(宮内庁管理のもの:堺市サイトより)
◎宮内庁甲号:茶山古墳 (世界遺産)
◎宮内庁乙号:大安寺山古墳 (世界遺産)
◎宮内庁丙号:樋の谷古墳
◎い号飛地 :孫太夫山古墳 (世界遺産)
◎ろ号飛地 :竜佐山古墳 (世界遺産)
◎は号飛地 :狐山古墳
◎に号飛地 :銅亀山古墳 (世界遺産)
◎ほ号飛地 :菰山塚古墳 (世界遺産)
◎へ号飛地 :丸保山古墳 (世界遺産)
◎と号飛地 :永山古墳 (世界遺産)
◎ち号飛地 :源右衛門山古墳 (世界遺産)
◎り号飛地 :坊主山古墳