[源氏物語ゆかりの地] 説明板No.18・史跡平安宮跡・豊楽院跡 | コンデジ片手に出かけよう

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源氏物語ゆかりの地説明板No.18・史跡平安宮跡・豊楽院跡。


京都市中京区聚楽廻西町には「史跡平安宮豊楽殿跡」碑が建てられています。




平安京大内裏の院の1つの豊楽院(ぶらくいん)は、朝廷の饗宴に用いられた施設四方を築地で囲まれ、南に正門である豊楽門を構えていました。

 




新嘗祭、大嘗祭の宴のほか、正月慶賀、節会(せちえ)などが行われ、正殿である豊楽殿には天皇列席の際に高御座が置かれていました。1987年から1988年にかけての発掘調査により、豊楽殿の遺構が確認され、緑釉瓦などの遺物が出土し、遺構は国の史跡に、出土品は重要文化財に、それぞれ指定されています。



跡地とされる京都市中京区聚楽廻西町には「史跡平安宮豊楽殿跡」碑が建てられている。2015年度(平成27年度)には発掘調査によって豊楽殿の規模が確定し、平城宮の第2次大極殿と一致することから同殿の移築と推測する説が生じています。