ところざわサクラタウン訪問しました (埼玉県所沢市) | コンデジ片手に出かけよう

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私の旅の思い出を紹介します。


ところざわサクラタウンは、KADOKAWAおよび角川文化振興財団が所有・運営する複合施設。所沢市との共同プロジェクト「COOL JAPAN FOREST構想」の中核施設であり、国内最大級のポップカルチャーの発信拠点を目指しています。この近くで用事があったのと興味があったので少し立ち寄りました。


施設は主に次の3つに分かれている様子。
◎ところざわサクラタウン本棟
ジャパンパビリオンとよばれる地上2階建てのイベントホールなどがあります。



◎角川武蔵野ミュージアム


ここで一番有名なのが4Fにある本棚劇場でしょうか、2020年の紅白歌合戦の中継で YOASOBI の二人が『夜に駆ける』を歌ったことで有名になりましたね。



◎武蔵野坐令和神社
隈研吾が社殿のデザインを担当し、元号『令和』の考案者とされる中西進が命名した神社。





「角川武蔵野ミュージアム」「武蔵野坐令和神社」は個別に紹介するとして気になって場所などをいくつか紹介します。

◎奈良美智の作品
「角川武蔵野ミュージアム」の東側にある水盤にひっそりと奈良さんの作品がありました。にっこりと笑っているオブジェは印象的ですね。この位置に置かれている理由は、もしかしたら深い意味があるのではと考えました。



◎「角川武蔵野ミュージアム」の南にある鳥居のオブジェ
現在は神社では神様を祀っていますが、古来は「巨石」などに神が宿るとされ信仰されてきました。「角川武蔵野ミュージアム」は見方によっては武蔵野にある「巨石」ですね。



◎「武蔵野坐令和神社」の手水舎から水盤へ続くせせらぎ
実は神社の手水舎横では「形代(かたしろ)流し」ができます。形代とは……お祓いをする際に紙で人体の形をしたものをつくり、人間の身代わりに罪や穢(けがれ)を移して流すことで災いを除く人形です。つまり、水盤へ続くせせらぎは「清められた水」ということなんでしょうね。



◎「魔神像」「武神像」
1966年に大映(現・KADOKAWA)の京都撮影所が世に送り出した特撮時代劇シリーズ三部作のキャラクター「大魔神」。2021年8月13日公開の所沢を舞台とする映画『妖怪大戦争 ガーディアンズ』に再び登場したので、東所沢の氏神とされる本郷氷川神社より素盞鳴尊をモチーフとした「武神像」なんですね。共に「武蔵野坐令和神社」の守護と考えれば面白い。



◇ところざわサクラタウンの紹介サイト◇

 



<ところざわサクラタウンの基本情報>
開館開所:2020年11月6日
住所  :所沢市東所沢和田3丁目31番地の3および11