[京都の桜] 桜宮神社の染井吉野2024 (2024/04/06撮影) | コンデジ片手に出かけよう

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上京区の史跡百選にも選ばれている桜宮神社。場所的には平安宮内裏エリアあたりになります。この神社の創建理由などを見て絶対に満開の桜の時期に訪れたいと思っていました


<上京区の史蹟百選/桜宮神社での紹介>
910年(延喜10年)に北野右近馬場の桜の大樹に紫雲がたなびいて日輪が降臨したという由緒をもつ桜宮神社は天照皇大神のほか,金刀比羅・春日・八幡・稲荷・愛宕・御嶽の神を合祀しています。桜宮日降神明・桜葉明神ともいわれて信仰が篤く,足利二代将軍義詮は子宝に恵まれないため,この社に祈ったところ男子が誕生しました。それが三代将軍義満であったところから足利将軍家の崇敬を得ました。


室町時代の末,疫病が流行したため祈願をして病を免れた者が多かったといわれ,元禄7年(1694)には10余年の間,難病に苦しんだ但馬国の荒木氏の妻が霊験を知って祈ったところ全快したので拝殿を寄進したりしています。現在は地元の崇敬者によって維持されています。



北野右近馬場というのは、現在の北野天満宮の駐車場辺りと言われています。そして醍醐天皇の頃は桜の名所で、花見(桜狩)も行われていたそうです。ただ北野天満宮が947年に創建されていますので、その後に桜の名所だったかは不明です(天満宮=梅ですから)。



この小さな神社の本殿近くは染井吉野になりますが、道路に面した鳥居あたりには山桜がありました。



◇桜宮神社の紹介サイト◇
京都市上京区役所:上京区の史蹟百選/桜宮神社

 

 



<桜宮神社の基本情報>
拝観時間:06:00-17:00
拝観料 :無料
本社祭神:天照皇大神、春日大神、稲荷大神、御岳大神、金比羅宮、八幡大神、愛宕大神
摂社祭神:宗像三姫大神 (大弁財天)
アクセス:市バス「千本出水」より 徒歩3分
住所  :京都市上京区西神明町337-1