処女詩集「みだれ髪」を刊行し、浪漫派の歌人としてのスタイルを確立した堺出身の女流歌人・与謝野晶子さん。彼女の生家跡が堺市堺区甲斐町西一丁にあります。
晶子の生家跡はただ単に石碑があるというのではなく、様々なモチーフや案内があります。
｢海こひし潮の遠鳴りかぞへつつ少女となりし父母の家｣
晶子さんの歌を刻んだ石板があるこの部分ですが、Topの部分は晶子が好きだったアマリリスモチーフだそうです。
◇与謝野晶子屋敷跡の案内板◇
◆与謝野晶子の実家について◆
実家は老舗和菓子屋「駿河屋」を営んでいた。一時は商売繁盛だったと見え、当時としてはモダンな作りだった様子です。さかい利晶の杜には与謝野晶子の生家イメージを復元したものがあります。お店は二方向を道に面していた作りだったようですね。
堺市案内板によると店の長い方の辺は「片道４車線くらいの道路（計８車線くらい）」だったと示されています。
与謝野晶子生家跡近くに「堺山之口商店街」というのがあって、近年になって案内板に晶子モチーフも使われています。
◇与謝野晶子生家跡の紹介サイト◇
＜与謝野晶子生家跡の基本情報＞
見学時間：自由見学
見学料 ：無料
住所 ：堺市堺区甲斐町西1丁-1
最寄駅１：阪堺線｢宿院駅｣より 徒歩２分
最寄駅２：南海本線「堺駅｣より 徒歩10分
最寄駅２：南海高野線「堺東駅｣より 徒歩25分