[千利休] 千利休屋敷跡 (堺市堺区) | コンデジ片手に出かけよう

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堺で生まれわび茶を大成した千利休。屋敷跡には椿の井戸と利休ゆかりの大徳寺山門の古い部材で建てられた井戸屋形があります。平成27年のリニューアル後は、敷地内も見学できるようになりました。現在は茶道・裏千家の持ち物になっているそうです。


千利休ですが、北野の大茶会を取り仕切るなど天下一の茶匠として権勢を振るいましたが、小田原の役後秀吉の怒りにふれ自刃しました。その原因と言われているのが大徳寺山門・金毛閣にあった千利休木像と言われていますね。




現在ある井戸屋形ですが、大徳寺山門の古い部材で建てられたもの。昭和の大修理の際の廃材を使ったそうです。




井戸屋形の材木ですが、カンナで削った様な均一なものでなく少しいびつです。まあ千利休の時代にはまだカンナはなく「手斧(ちょうな)」で形を整えたんですね。




★千利休屋敷の細部紹介★
◎入り口
屋敷跡をイメージさせる様な造りになっています。ただ、リニュアル前はただ柵があっただけで中にも入れなかったのですが。



◎千利休に関する案内石板



◎手水舎



★千利休屋敷跡の紹介サイト★

 


★千利休屋敷跡の基本情報★
見学時間:10:00 - 17:00
※2021/5/15現在見学中止(再開予定未定)
見学料 :無料
最寄駅1:阪堺電鉄「宿院電停」より徒歩3分
最寄駅2:南海本線「堺駅」より徒歩10分
住所  :堺市堺区宿院町西1丁17-1


ところで千利休屋敷跡に関しては「伝承地」として案内されている場合があります。その理由は「堺千家が断絶して屋敷跡の確かな証拠に不足がある」ということでしょうか?
※写真はボランティアガイドさんに教えてもらったこの場所のかつての姿の写真です。