皆さんこんにちは、BassFishing一期一会の管理人、須田です。
今年も残すところあと一日、既に新しい年の初釣りをどのように組み立てようか?頭を巡らせていますが、少しこのブログも間隔が空いてしまうので、今年の振返りシリーズの最後として良いサイズに絞ってベスト5を選定し、それぞれに少し深い話などをお伝えしようかと思います。
昨日はタックルも大掃除、一軍、二軍に分けてロッドスタンドへ。
キャッチした状況とかそれに至るプロセスは惜しみなく表現しますが、場所はご想像にお任せという範囲でお伝えするようになるので、ご容赦ください。
まず、前提として、この水域での「良いサイズ」の定義から。
一応、自分の中では45upというのが目安にしているので、そこを閾値として。
これが、今年の45up一覧
5月5日 47㎝ ヤマセンコー4
5月16日 45㎝ ハリースライド
5月26日 46㎝ ハリーシュリンプ
6月16日 47㎝ 野良ネズミ
6月21日 48㎝ ハリーシュリンプ
6月30日 47㎝ ブラストボーンJr
7月12日 46㎝ ファットヤマセンコー
7月12日 45㎝ ファットヤマセンコー
7月12日 47.5㎝ ブラストボーンJr
7月20日 48㎝ ブラストボーンJr
8月2日 46.5㎝ ファットヤマセンコー
8月11日 46.5㎝ ハリースライド
9月16日 47㎝ ギャップジグ+ギミー
9月29日 50㎝ ギャップジグ+ギミー
10月26日 46㎝ ギャップジグ+ギミー
11月1日 46.5㎝ ボルケーノⅡ
11月17日 46.5㎝ ボルケーノⅡ
計17本
この中から、三つの評価で
必然度:ある程度、場所も狙い方も分かっているうえでの結果か否か?
新鮮度:逆に、その日見つけていったパターンか否か?
サイズ:45~★、47~★★、50~★★★
これらに加えて総合評価で順位付け。
【第5位】
6月16日 47㎝ 野良ネズミ 必然度★★ 新鮮度★ サイズ★★
ロッド:レジットデザイン ワイルドサイド WSC62ML
リール:ダイワ アルファスSVTW800SXHL
ライン:オルトロス PEゾーンカバー2.5号
もうそろそろ梅雨入りなんだけど、なかなか梅雨入りしない今年、この日も朝は雨模様だったけど晴れに移行していく天気のなか、ローライトな時間から晴れてくる寸前の時間帯でキャッチした一本。
長門川のスーパーシャロ―に点在するオダにエサ取りに来ているであろうヤツを、ロングキャストからの高速引きしてスイッチを入れる狙いに誘われ、背びれを出しながら襲い掛かってきたジョーズ・バイト状態。
掛けた瞬間から大きさが伝わる引きで、アドレナリン出まくりの一本、エビ類が活発にシャロ―に出て来る季節に合わせて、タイドのタイミングで差してくるバスをタイミング良く捕らえられたと思います、もう少し時間が遅かったら急速に広まる晴れ間でバイト呼ぶのが難しかったでしょう。
という事で、この日のブログのタイトルも「タイミングが大事」という事で。
【第4位】
6月21日 48㎝ ハリーシュリンプ 必然度★★ 新鮮度★★ サイズ★★
ロッド:フェンウィック LINKS 66CMLP+J
リール:ダイワ アルファスSVTW800SXHL
ライン:ダイワ BASSXフロロ 12Lb
梅雨入り直後の1.9mの大増水からの1.1mまで戻った状態からスタート、かなり水位変動が大きい状況の中、高水位の時に良いであろうエリア選択ではめた一本。
5位で書いた野良ネズミの釣りでサーチしながら、ミスバイトへのフォローで来た良いサイズ、アフターから回復してガンガン捕食行動しているバスを狙うのに野良ネズミのサーチ力が頼りになるのに加え、常に手元にはフォロー用のフォールベイトを準備しているので、それが功を奏した狙い方でしたね。
当日も最終的には1.7m台まで水位上昇したので、狙いをしぼるのが難しい状況。
今年から使い始めたハリーシュリンプのバックスライド、濃すぎないカバーへの打ち込みには良い感じでした。
今年は水位の影響もあって最上流エリアにはお世話になりましたね。
【第3位】
11月17日 46.5㎝ ボルケーノⅡ 必然度★★★ 新鮮度★★★+ サイズ★
ロッド:がまかつラグゼATS05 B68M(マルチミッションミディアム)
リール:ダイワ 19タトゥーラTW 6.3右巻き
ライン:ダイワ BASSX 14lb
晩秋、午後になってシャロ―フラットにベイトが集まるタイミングで、それを捕食しに上がってきているやる気のある個体。
ベイト、水温、風、水位、日差しなど、様々なファクターが重なる時を狙って、ロングキャストで仕留めていく、今年開眼したパターンでした、激しいバイトとその後のファイトも楽しい一本でしたね。
【第2位】
7月20日 48㎝ ブラストボーンJr 必然度★★★ 新鮮度★★ サイズ★★
ロッド:レジットデザイン ワイルドサイド WSC65MH
リール:ダイワ 21ジリオンSVTW 5.5左巻き
ライン:DUEL CN500 4号(17lb)
大好きな梅雨明け、巷では子供たちが夏休みに入る頃だけど、少し過信していたのかな?朝から狙いを外してパッとしない展開の中、日中、ピンスポットのフィーディング場所で仕留めた一本ね。
暑くても良い個体が差していたのが新鮮だったし、サイズ的にも申し分無い。
具は天下の宝刀ブラストボーンJr、この子、恐らく一年前にも同じ場所、同じルアーでキャッチした子。
バスにも帰巣本能というか、場所とか季節の認知能力が高いのが良く分かりました。
【第1位】
9月29日 50㎝ ギャップジグ+ギミー 必然度★★ 新鮮度★★ サイズ★★★
ロッド:フェンウィック リンクス 68CMJ
リール:ダイワ 17タトゥーラSVTW 8.1左巻き
ライン:ダイワ BASSX 14lb
朝から1.3m台と少し水位が高い状況からスタート、夏から使い続けているギャップジグ+ギミー、それで今日は要所を流していく展開で入ったスポット。
自分の中では今まで良いサイズの実績が無かった所だけど、ジグストじゃなくてフォールで入れたギャップジグ+ギミーが横に走り出し、キャッチしたのが数年ぶりの50cm。
当日の水位だと目視しにくかったけど、バイトがあったのは水深に変化があるところ(極端に浅いハードボトム)で、後日水位が低い時に確認すると「なるほどね」と思わせる場所、やっぱり浅いところにフィーディングで上がってきて、浅くなる変化の所でステイしていたのかな?
いつも同じ場所ばかり狙うのではなく、可能性を求めて少し違うロケーションで展開してみるのも大事ですね、またこの日以外にもギャップジグ+ギミー3.5インチのセットアップには色々と可能性を感じた今シーズンでした。
如何でしたでしょうか?自分のキャッチしたバスもその日のひとつのパターンに過ぎず、もっといいサイズの可能性を秘めた狙いがきっとあるはずです、来年の自分は今年を越えられるように、またバスの本能に近づく、面白いBassFishingを展開してみたいと思います。
それでは、また
皆さんに魚との良い出会いと気づきが生まれるように。