少しほっとしました
新聞に目を通すことが苦痛でなりません
本来なら「彩の国」でR&Jを両日とも見るはずでした 見たかった
ところが急いで予約したホテルに泊まることが、わたしの身体では困難でした
急きょ広島へ帰ってきたのです
R&Jは素晴らしかった
台本と一部の動画でしか見たことのなかったジェニー・シ―レイの舞台を
生で見ると、こうなのかと感動で震えました
そもそも「ロミオとジュリエット」は境界(バリアー)を超えていく物語です
2人は死んでいくけれど、それを代償に対立する名家は和解します…ラストは今回は割愛されましたが
R&Jがシェイクスピアの四大悲劇に含まれていない理由の一つもそこにあるのでしょう
バリアーを越えることをはじめから宿命づけられた障害をもった役者の肉体に
ぴったりの課題であることをあらためて教えられました
障害者のバリアーは家同士、国同士、民族同士といった、集団の境界ではありません
自分と他者という極限のバリアーなのです
ジュリエットという個を、さらに「口話のジュリエット」と「手話のジュリエット」に解体し
「口話のジュリエット」と「手話のロミオ」
そして「手話のジュリエット」と「口話のロミオ」という二つのラブシーンを
並列して見ることで、境界そのものの意味がわたしたちの中で揺らぐのです
以前に何度かここで触れたデフパぺット
の牧野英玄(まきのひでのり)さん
通称まっきーのファミリー(お母さん、妹さん、そして彼女)も客席に来ていて
動画も撮ったので、ここへUPするつもりだったのですが
広島の部屋に
を忘れてきました 新しい画像は来週まで待ってください
広島の部屋はアナログ放送が終わってからはテレビもないし
もとより電話もインターネットつないでなければ、冷蔵庫も本棚となりました
本を読むことしかできない部屋…それが思ったより快適なんです
ストッパーをかけてあるわけではありません
2001年の芸予地震で廊下の床が上がって、ここでつかえます
三次の朝空は雲ひとつない秋晴れに、ふた筋のひこうき雲
最初はまっすぐ引いた冷めたい一直線が
時間とともにあいまいな毛糸のように膨らんでいく
三次の上空を旅客機は飛びません
どこの基地を飛び立ったか
日本のものかアメリカのものかは知りませんが
ひこうき雲が軍事用の飛行機に由来すると思うと
すこしさみしかった

