一部引用します。

 

どんな手術を受けたかによって、回復や退院するまでの日数は大きく変わります。たとえば心臓手術の場合、旧式のカラダを切り開いて行う手術と『ロボット手術』と呼ばれる内視鏡を用いての手術では術後の回復具合も大きく違ってきます。

早く復帰しなければいけない状況にある方にとって、どれくらいの期間で歩けるようになり退院できるのかは、これまでの生活を維持していくうえでも大切なことでしょう


──そうですね。

「私の友人で肺がんの手術を行っている外科医がいます。彼の手術を受けた患者さんは、手術終了1時間半後には歩けて、水を飲んで吐き戻しがなければ食事もできます。それは80歳の高齢者であろうと可能で、さらに翌日には退院できるそうです。

このような術後にまで気を配った手術ができる医者に出会えた方がいいですよね。『目の前にいるお医者さんにすべて任せましょう』という考えは、もう古い。誰に自分の命を託すかは、患者さん自身が知識も得て決めるべきです

 

★★

自分も、心臓の手術と脳の手術で、最近、2回大手術を経験しました。

どちらも、「手術数でわかるいい病院」の本を買って、概略、知識を得て、その後、その本に記載されている医師の話、手術数などでおすすめの病院のホームページなどで、自分が受ける手術の概略とその分野の名医を調べて、その名医の下で、手術を受けました。

 

そのため、心臓の手術で入院日数3日、脳の手術では、入院日数10日でした。予後も今のところいいです。

 

入院中やほかの方の話を聞くと、皆さんおっしゃるのは、「もっとよく調べて、早くこの先生のもとに来るべきだった。元の先生のところでは、つらいことばったかりだった。」

 

上記の渡辺先生が言われるように、

『目の前にいるお医者さんにすべて任せましょう』という考えは、もう古い。

誰に自分の命を託すかは、患者さん自身が知識も得て決めるべきです

 

そう、つくづく思います。

医師のレベルに雲泥の差があるのです。それが、普通の人では、見抜くことがなかなかできないのが、難点ですね。