【まとめ】
1,東伊豆奈良本観測点での体積ひずみ計記録の大きな変動
降雨がないにもかかわらず、4/28,5/5,5/30に大きなひずみ計の変動が観測されています。
特に、5/30の変化は大きなものだった。
フィリピン海プレートが関係する場所で、大きな地震前兆が進んでいることを示しています。

2,東京多摩地方観測地電流観測の南北方向の変動
6月2日 南ー北 間の電流値が増加
南北方向に変動が認められたので、多摩地方の南または北方向に、大きな地殻変動域がある。

3,本サイト栃木県南部観測点(私の家)大気中ラドン濃度
5/30には、急落。10ベクレル
6/1-6/3には、過去最低水準の6ベクレルとなる。
近隣にスタンバイしている地震があることを示している。

群馬埼玉県境の関東平野北西縁断層帯の50km圏内が本観測点です。
1931年に発生したこの断層帯での西埼玉地震。地震の規模はM6.9、
深さが3kmと浅いため、被害は深刻で、埼玉県内で死者11名、負傷者114名、住家全壊63棟、住家半壊123棟などの被害が発生した。
https://www.data.jma.go.jp/kumagaya/shosai/chishiki/1931ns.html

西埼玉地震クラスの地震。ラドン急落の一週間後、6/10頃から警戒域です。
上記の地電流変動も同期しており、注目しています。
また続報します。

その他、本サイトが予想した首都圏M8クラスの関東南方沖の巨大地震
前兆はまだ激しく継続中で、地震発生の準備はできていません。

4,その他
本サイト空の掲示板で、東北北部から北海道方面に大気重力波が頻繁に発生。
5/31には、衛星画像でのノイズも見られ、切迫している。
青森東方沖から北海道南方沖が注目される。

また、以前報告したように、南西諸島。
特に、奄美大島から沖縄本島近海が注目されます。

【内容】
●最近観測された大きな地震前兆観測
1,東伊豆奈良本観測点での体積ひずみ計記録
ひずみ計とは、地下の岩盤の伸び・縮みを非常に高感度で観測できる地殻変動の観測装置のことです。

下図に示すように、降雨がないにもかかわらず、4/28,5/5,5/30に大きなひずみ計の変動が観測されています。
https://bbs2.sekkaku.net/bbs/upfile/ikaseqa--1717374924-1101-720.jpg

特に、5/30の変化は大きなものだった。

伊豆半島は火山地帯であるばかりでなく,たくさんの活断層が分布し,活発な地震活動や地殻変動がおきつつある場所です.
伊豆半島をのせたフィリピン海プレートは,本州に対して北西ないし北北西方向に年間4cmのスピードで移動しています。

駿河トラフと相模トラフにおいては,本州下へのフィリピン海プレートの沈み込みが起きています。
このプレート沈み込みにともなって,駿河トラフにおいては東海地震が,相模トラフにおいては関東地震や小田原地震が定期的に発生しています。

ところが,伊豆半島自体は火山によって暖められているために地殻が軽くなっており,沈み込むことができずに本州に衝突している.
この衝突による抵抗力によって伊豆半島をつくる地殻はひずみを受け,活発な地殻活動がおきているわけです。

このような理由で、東伊豆で大きな地殻活動が観測されているということは、フ
ィリピン海プレートが関係する場所で、大きな地震前兆が進んでいることを示しています。

2,東京多摩地方観測地電流:X(旧twitter) JJY-Ploterさん

地電流観測 6月2日 南ー北 間の電流値が増加

敷地内に 東-西 南ー北 と地中に打ち込んだ電極間の地電圧 地電流 等を観察しています。
5月31日朝の観測時は314の値が夕刻時より400越に
6月1日は徐々に上昇 夕刻473迄上昇
今朝の観測時506迄上昇
電流方向はN⇒S

地電流も代表的な地震前兆観測です。
南北方向に変動が認められたので、多摩地方の南または北方向に、大きな地殻変動域がある。

3,本サイト栃木県南部観測点(私の家)大気中ラドン濃度
https://bbs2.sekkaku.net/bbs/upfile/ikaseqa--1717374924-967-694-769-377.jpg

5/6-5/23は大きな変動はなかったが、5/23-5/28には変動が大きくなる。
そうして、5/30には、急落。10ベクレル
6/1-6/3には、過去最低水準の6ベクレルとなる。

近隣にスタンバイしている地震があることを示している。