●台湾 M7.7 南西諸島津波観測
気象庁によると3日午前8時58分ごろ、台湾付近を震源とする地震が発生し、沖縄県与那国島で震度4を観測した。同庁は同日午前9時すぎ、沖縄本島、宮古島・八重山地方に津波警報を出し、午前10時40分に津波注意報に切り替え、正午に解除した。1週間ほど同程度の地震に注意するように呼びかけている。

予想される津波の高さは沖縄本島、宮古島・八重山地方でいずれも1メートルとしている。気象庁によると3日午前、与那国島久部良と宮古島平良で最大30センチ、石垣島石垣港で最大20センチの津波を観測した。

同庁によると、震源の深さは約23キロ、地震の規模はマグニチュード(M)7.7。当初推定のM7.5から更新した。台湾花蓮県で震度6強の揺れを観測した

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次の図に、過去150年間の震源周辺の地震活動を示した。
https://bbs2.sekkaku.net/bbs/upfile/ikaseqa--1712117178-917-544.jpg

今回の大地震の震源が赤印です。その周辺でM7以上の地震が5回発生した。
1919年、1920年、1924年、1972年、2009年です。

最近の1972年、2009年では、日本の太平洋側で大きな地震活動が発生した。
1972年は、非常に特徴的な年で、八丈島東方沖で2回、M7クラスの地震が発生した。
2009年は、駿河湾M6.5の震災地震が発生した。

また、今年は、房総半島沖では、37-38年周期の大地震の年でもあるそうです。
次の図に示します。
https://bbs2.sekkaku.net/bbs/upfile/ikaseqa--1712118075-640-727.jpg

1912年、1950年、1987年と決まった周期で発生し、次第に地震の規模が大きくなっている。37年周期だと、2024年に大地震発生だそうです。