【まとめ】
東日本大震災を世界でただ一人予測したAlexey Lyubushin氏の巨大地震解析図において、東日本大震災以降初めての大きな変動が2022年7月の解析図でみられたことを8/6に報告した。日本の南側の海域;フィリピン海プレートの北端域です。
この北端域には、南海トラフ、相模トラフ、伊豆小笠原海溝がある。
8月05日気象庁地震火山部の南海トラフ地震関連解説情報において、
「現在のところ、南海トラフ沿いの大規模地震の発生の可能性が平常時と比べて相対的に高まったと考えられる特段の変化は観測されていません。」と報告されている。
一方、伊豆小笠原海溝の八丈島東方沖のアウターライズ域で、7/28から非常に活発な地震活動が発生している。
相模トラフや南海トラフでは、その活発な地震活動はない。
2022年7月は、上記のように東日本大震災以降初めての大きな変動が発生した時期と一致している。

今後は、7/22報告の東京多摩東部のELF帯電磁波ノイズによる震災地震前兆や千葉県九十九里浜観測点の大気中ラドン濃度変動の変動を中心に巨大地震発生の前兆を報告していきます。

房総沖から八丈島東方沖のアウターライズ域には、M8-M9の巨大地震を発生することができる長さ300kmの巨大活断層が2012年に発見されているので、九十九里浜のラドン変動が一つのキーポイントとなる。

【内容】
日本の南側の海域;フィリピン海プレートの北端域。
この北端域には、南海トラフ、相模トラフ、伊豆小笠原海溝がある。

Alexey Lyubushin氏の巨大地震解析図において、東日本大震災以降初めての大きな変動が2022年7月の解析図でみられたことを8/6に報告した。

南海トラフにおいては、
令和4年08月05日 気象庁地震火山部 南海トラフ地震関連解説情報
現在のところ、南海トラフ沿いの大規模地震の発生の可能性が平常時と比べて相対的に高まったと考えられる特段の変化は観測されていません。
https://www.data.jma.go.jp/svd/eew/data/nteq/index.html

 

次の図を見てください。

https://bbs2.sekkaku.net/bbs/upfile/ikaseqa--1659803376-1108-599.jpg

左図は、最近一か月のM4.5以上の地震活動を見たものです。
伊豆小笠原海溝の八丈島東方沖のアウターライズ域で、7/28から非常に活発な地震活動が発生している。
相模トラフや南海トラフでは、その活発な地震活動はない。
2022年7月は、上記のように東日本大震災以降初めての大きな変動が発生した時期です。

右図を見てください。
房総沖から八丈島東方沖のアウターライズ域には、300kmの長さの巨大活断層が2012年に発見されている。

この活断層全体が動くと、M8-M9の超巨大地震が発生しています。
その活断層の南端部で、上記の非常に活発な地震活動が発生しています。
房総から八丈島まで連動しているため、九十九里浜のラドン変動が一つのキーポイントとなる。

また、7/22報告の東京多摩東部のELF帯電磁波ノイズによる震災地震前兆も関連していると推察する。