◎西之島、1年5ヶ月ぶりに噴火
2013年11月から2015年11月まで、大規模な噴火を続けていた西之島が、
1年5ヶ月ぶりに再噴火した。
朝日新聞の「あすか」に同乗し、
4/21;視察した東京大学地震研究所の中田節也教授(火山学)は「活発だった2014年に近い活動レベルだ」と指摘した。
高さ約100メートルまで飛ぶ火山弾や、海の近くまで流れた溶岩が確認された。
★★
図201742201の右側に気象庁:平成29年 No.16 週間火山概況 (4月14日~4月20日)の噴火警報が発令されている火山を示した。
http://www.tochiginokenkyusha.com/ikase8/nishinoshima_hizumi.jpg
図の左側には、
静岡大学理学部 生田領野(いくたりょうや)准教授による日本周辺の海溝に蓄積されている歪の解析
赤く示されている地域がM9クラスの歪が蓄積されています。
○伊豆・小笠原海溝のM9クラスの歪が蓄積されている赤い地域:
北から
ベヨネース列岩、西之島、硫黄島、福徳岡の場
4つの火山が、M9クラスの歪が蓄積されている赤い地域に並列して、噴火警報が発令されています。
○日向灘、薩南諸島のM9クラスの歪が蓄積されている赤い地域:
北から
霧島、桜島、口永良部島、諏訪之瀬島
4つの火山が、M9クラスの歪が蓄積されている赤い地域に並列して、噴火警報が発令されています。
地震と火山噴火が同根であることが、よく理解されると思います。