いまでは鳴き砂がある海岸は、日本中でもほんの限られた浜辺だけになってきています。
いまでは本当に珍しくなってしまいました。
場所によっては笑い砂とも言われているようですが、鳴き砂は粒が小さく石英の結晶が大量に含まれている砂で、踏みしめて歩くとき「キュッ、キュッ」という音が発生する特有の鳴き砂現象がみられます。
鳴き砂そのものは湿っていたりゴミが混じっていたりすると鳴きにくくなりますし、近年では環境悪化で浜辺での自然な鳴き砂自体は次第に消えつつあります。
それだけに、鳴き砂のある浜辺というのは貴重な存在だといえます。
トワ・エ・モアの懐かしい歌に「誰もいない海」というのがありますが、ここ数日天気もいいので、この歌につられて福岡県糸島市二丈の姉子の浜という場所に行ってきました。
糸島の海岸はきれいな浜辺が続いているのですが、時間帯にもよりますが今の時期でも沢山の人が訪れていますので、誰も居ない海岸というわけではありません。
ここはただの砂浜が広がっているというだけでなく、九州でも珍しい「鳴き砂」があるのですが、「鳴き砂」があることを知っているのはおそらく地元の人だけではないかと思います。
やはり波の音が大きいときなどには、足下の音が捉えにくいときがあります。
鳴き砂現象が確認できるのは、波風が穏やかな時に限られてくるということになりそうです。
今回は風が強く、打ち寄せる波と海風の音が大きかったので、残念ながら肝心の鳴き砂現象を自分の耳で確認することできませんでした。
浜辺の砂が汚染されていなくて清潔な感じがしますし、特にここ糸島半島の砂浜は美しいと思います。
日本中で海岸線沿いの砂浜自体が減って来ているだけに、こうした自然な砂浜が残されているのは素晴らしいことですし、地元にとっても貴重な観光資源なんだと思います。
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