グロテスクな海産物ほど旨過ぎるのは何故? | モモナゲットの和風寄せ鍋エッセイ

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当初は東洋医学を主体に各種健康情報を紹介していく予定でしたが、
いつの間にかエッセイや歴史情報なども織り交ぜて書いております。
当面「いいね」にも対応して柔軟に題材を絞っていきますのでどうか
よろしくご笑覧のほどお願い申し上げます。

ほぼ失われた有明海の珍味!

その一

分類上その生物は、「顎口上目硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区刺鰭上目スズキ系スズキ目ハゼ亜目ハゼ科ワラスボ属」ということであった。

地元であっても、このような正式な学名なんぞで言われても誰にも判らないであろう。

有明海特有の魚であって、福岡県柳川市辺りではワラズボといって鮮魚は煮つけにされる。

生きたワラスボを始めて目にしたときは、にょろりとした白目のウナギかと思った。

しかも食べる機会はまったくなかった。

最近になって、道の駅で乾物となって店頭で売られているのに気付いた。

しかも珍味だとある。

乾物は口を大きく開けて歯をむいている様は異様である。

とにかく不気味であり、まるでエイリアンのミイラのようである。

全身は細長く30センチ以上はある。

有明海の特産魚であるが、諫早湾締め切り・埋め立てによる影響で最近は資源の減少が甚だしいということで漁獲も限られていて、いまでは高価な魚になってしまっている。

これなどもいずれは絶滅する有明海の生物であろうと思う。


RIMG0385
これを店頭で買ってみたのはいいが、実際に食べてみようというのは家族で私以外誰もいない。

乾物であっても見るからに形が怖い、気持ちが悪いなどという。

触るのも見るのも怖いらしく、さっそく家人からは「食べるなら自分で焼いてね」といわれてしまった。





傍に置いているだけで生臭い匂いもしてくる。

いかにも海のものという感じである。

ワラスボは乾物だけに、とにかく全体がガチガチに硬い。

ニボシの堅さどころではない。

堅さでいえば、鰹節に近いのかもしれない。

固い上に全身が筋張ってもいる。

袋に書かれている説明には、食べる時はワラスボを金づちで叩いて柔らかくしてから食してくださいとある。

乾物の賞味期限は一年間である。



RIMG0386

3匹のうち2匹を焼いてみた。

たしかに堅い。歯ごたえがあるというよりは、何だか固く筋ばっている感じだ。

味はニボシともスルメとも違っていて、味自体に期待していたような魚特有の風味はないように思った。

ただ筋張っていて組織が堅い。

堅いのをとにかく咬んでかみ砕く。いくぶんボロボロしていて、格別美味しいとは思わなかった。

多少風味を期待していただけに、これは少し残念ではあったが、とにかく焼いた分は全部食べてしまった。




ワラスボの叫び~その1






その二

ウミタケ(海茸)という海産物をご存知であろうか。

分類 「軟体動物門二枚貝綱オオノガイ目ニオガイ亜目ニオガイ超科ニオガイ科ニオガイ属」である。

九州の有明海で獲れていたグロテスクな二枚貝の一種であるが、現在では幻の珍味といわれるようになった。



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ニオガイ科の二枚貝で、貝殻から異様に伸びた水管が出ていて、その形が茸の様に見えることから「海茸・ウンタケ」と呼ばれる。

昔は生でも食べられていたが、多くは粕漬けや干ウミタケとして一般は売られていた。

写真で見る限りありふれた干物にしか見えない。

干しウミタケは少しもグロテスクではないのであるが、生の現物自体はすこぶるグロテスクである。

昔は魚屋さんで、ワラスボ同様に普通に並べて売られていた。

ウミタケそのものについては有明海沿岸に住んでいても原形そのものは余り知られてはおらず、年配者でないと実際に生で食べたことのある人も意外と少ないようである。

私もウミタケという海産物の姿を知ったのは30年ほど以前であって、そのときはじめて干ウミタケを食したのであるが、それはまさに珍味というべきものであった。

それまで加工した粕漬けのウミタケはよく食べたのであるが、干したウミタケそのものは珍しいものに思えた。

その当時から生息数が減っていたらしい。

その食べ方はスルメのように網焼きで炙って、それを縦に裂いて食べるのだが相当に歯ごたえがある。

マヨネーズを付けもよく、酒の肴にはぴったりである。

口の中で海産物特有の香りが広がり、噛めば噛むほど濃厚な旨味が出てくる。



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最近はこのウミタケが激減したということで、有明海ではほぼ絶滅状態である。

そういうこともあって、久しくこの干しウミタケにはめぐり合わなかった。

すでに伝統的な食品であるウミタケの粕漬けも、原料は韓国からの輸入品でまかなっているのがいまの現状である。

そうした中、最近になってウミタケが無性に食べたくなって有明海沿岸の柳川市や大川市の魚屋や友人に訊ねてみたのだが、もうウミタケはまったく売られていないということであった。

これにはがっかりしてしまったのであるが、それから半年後に思いがけずこの貴重なウミタケを知人が捜し求めてきてくれたのである。

半分諦めていたいただけに再びこのウミタケを目にしたときは、本当に感激であった。

以前のウミタケのように肉厚のものではなかったが、たしかにウミタケ特有の香りが漂っていた。

今回いただいた干しウミタケは表面の硬い皮膜部分が取り除かれていたが、そのまま乾燥した物もある。

乾燥した海産物のウミタケは通常の干物なのだが、やはり原型のウミタケを見たら大抵の人はそのグロテスクな形にぞっとするであろう。

これが貝なのかとまず驚くことであろう?

関心のある方はネットで検索すれば、その原始的な本来の原形を確認することができる。

そういうことでこの貴重な干しウミタケは食べる前に忘れずに、しっかりと記念の写真をとったという次第である。



生のウミタケの画像


その三

タイラギ

分類「軟体動物門二枚貝綱翼形亜綱ウグイスガイ目ハボウキガイ上科ハボウキガイ科クロタイラギ属」とある。

有明海の海産物ではウミタケだけでなく、同様にタイラギなどの魚介類も激減している。

タイラギを口にしなくなって、それこそ何年になるだろうか?

二枚貝のタイラギは体の真ん中に大きな貝柱を持っているのだが、歯ごたえのある貝柱部分だけを食するのである。

たくさん採れていた頃はタイラギ貝そのものは貝柱部分だけが切り取られ加工して売られていたから、貝本体を店頭で直接目にすることはなかった。

有明海では寒い時期に採られていたから、タイラギは冬場の季節限定の海産物であったような気がする。

この有明海のタイラギは生の刺身でも、そのまま焼いてもとにかく旨いのである。寿司ネタにもなる。

貝柱といってもホタテなどと違って歯ごたえがあって旨いのである。

とにかくその味と風味は濃厚である。

近年、経済絡みの土地開発で海全体の海流が人工的に変えられてしまって、結果的には海中環境がそうした生物の生息を著しく阻害してしまっているためである。

これなどはまさに愚策というべきであろう。


タイラギ

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